【子育て絵本アドバイザーがおすすめ】クリスマス☆が待ち遠しい 絵本
毎年、この時期が近付くと、町中に溢れるクリスマスムードに、
子供だけではなく、私たち大人も、わくわく、ドキドキするのではないでしょうか。
ドアにリースをかけて、ツリーに飾り付けをして、
ローストチキンやケーキを準備して、あとはプレゼントを待って。
雪は、降るかな。サンタさんは、来るかな・・・。
今月は、「クリスマス☆が待ち遠しい 絵本」をテーマに、
0歳、2歳、4歳の年齢別おすすめ絵本を3冊、ご紹介します。
■読み聞かせおすすめ年齢:0歳から
さんさん さんかく
さんかくサンタ
まんまる ふくろを
せなかにしょって
しかくい おうちに
はいっていった
【さんかくサンタ】
作・絵: ツペラ ツペラ(tupera tupera)
出版社: 絵本館
発行日: 2011年10月
本体価格: ¥1,200 +税
三角、丸、四角で、クリスマスを表現した絵本です。
絵具やサインペン、色鉛筆等の様々な画材で描かれた、鮮やかな絵と、
子どもの耳に心地よい文章で、
産まれたばかりの赤ちゃんや、絵本を読み始めたばかりのお子さまにも、
読み聞かせできるかと思います。
赤ちゃんへのクリスマスプレゼントにも、オススメの1冊です。
■読み聞かせおすすめ年齢:2歳から
「はい、おまかせください」
さあ、しごとだ!
きた、きた!
おあずかりします。
【おたすけこびとのクリスマス】
文: なかがわ ちひろ
絵: コヨセ・ジュンジ
出版社: 徳間書店
発行日: 2009年10月
本体価格: ¥1,500 +税
クリスマスの夜。
大切な仕事を頼まれたこびとたちは、働く車で列をつくって、
夜の町をはしっていきます。
どこへ行くのかな、何を運ぶのかな・・・。
子供たちが大好きな働く車や、こびとたちが、
色鮮やかに、そして細かいところまで丁寧に描かれています。
「みつけたぞ。この いえだ。」
こびとたちは、誰に、何を届けに行くのでしょうか。
でこぼこした道でも、大丈夫。みんなで協力して、荷台に積んだ荷物を届けます。
我が家の息子も、この絵本が大好きで、
前作の「おたすけこびと」と共に、「ママ、読んでー」と持ってきていました。
■読み聞かせおすすめ年齢:4歳から
とおい むかしの あるばんのこと、
まっくらな よぞらに おおきな ほしが ひかりました。
てんしが あらわれて いいました。
「みんなが まっていた うれしいことが おこりました。
みにいきましょう」
作: ひぐちみちこ
出版社: こぐま社
発行日: 1997年11月
本体価格: ¥1,200 +税
「ママ、クリマスってなぁに?なにをするひなの?」
等とお子さまから質問された方も、いらっしゃるかと思います。
クリスマスは、キリストの生誕を祝うキリスト教の行事です。
子どもたちにプレゼントを持ってくるサンタクロースの伝説と結びついて、
世界中に広まりました。
クリスマスは何の日で、何を祝う行事なのか、子どもたちからの質問に答えながら、
イエス様だけではなく、私たちみんなが、望まれて生まれてきた、という
幸せや愛情を感じる絵本かと思います。
我が家の子どもたちは、保育園のクリスマス会で劇をする際に、
この絵本を読んでおりました。
クリスマスも絵本から。親子で一緒に、おすすめの1冊です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
絵本は、私たち親の語彙力も増やします。
絵本を繰り返し読むことで、
絵本に書かれてある、洗練された、美しい言葉を声に出し、
日常でも、それらの言葉を使うようになります。
「絵本」のある子育て、してみませんか?