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ベビーマッサージ講師が教える!「母子分離不安」を防ぐスキンシップ

「母子分離不安」という言葉をご存知でしょうか?
「母子分離不安」とは、文字どおり母親と離れることで子供が不安を感じてしまうことです。乳児期の後追いや、きょうだいができた時の赤ちゃん返りなども、母子分離不安の一種であると考えられています。そしてどんな子供でも成長の過程で一度は通る道であると言えます。
前述のような乳児期の後追いを始め、保育園や幼稚園入園を機に起こる「母子分離不安は」ある程度一般的なものです。成長とともに時間が解決してくれることも多く、さほど問題視する必要はありません。しかしながら、小学校入学を機に起こる小児期の「母子分離不安」は、乳幼児期とは違った問題をはらんでいると言われています。
ここでは、養護教諭(保健室の先生)の資格をもち、現在ベビーマッサージ講師として活動する私が、小学校入学を機に起こる「母子分離不安」の問題点を解説するとともに、その対処法をご紹介します。

小学校入学を機に起こる母子分離、いったい何が問題なの?

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小学校入学を機に起こる「母子分離不安」、乳幼児期のそれと比べていったい何が問題なのでしょうか?

「母子分離不安」の症状の一つに、いつもそわそわして落ち着かない、集中できない、というものがあります。保育園や幼稚園であれば、多少そわそわして落ち着かなくてもさほど問題が無かったかもしれませんが、小学校では「授業」を受けなければいけません。授業に集中できず、いつもそわそわしていては、勉強についていけなくなってしまいます。つまり、小児期「の母子分離不安」は、学力の低下を招く恐れがあるとも言えます。

また、「母子分離不安」が進行すると、保健室登校や不登校を引き起こすことも。実際に、小学生の保健室登校児へのカウンセリングを行うと、その背景に「母子分離不安」が潜んでいることが少なくないと言われています。

母子分離不安を防ぐには、どうしたらいいの?

学力の低下や、不登校の原因ともなりうる「母子分離不安」ですが、日頃からの親子の関わり方によって防止することができます。

【母子分離不安を防ぐ三か条】

①たくさん甘えさせてあげる。
②子供が話したがっている時に、しっかり耳を傾けてあげる。
③「大好き・愛してる」の気持ちをたっぷり伝えてあげる。

子供が小学生になると、親としても自立を促したい気持ちが先立ち、乳幼児期の頃よりも厳しい態度で接してしまう、ということも少なくないかもしれません。しつけや教育はもちろん必要ですが、メリハリをつけて、甘えたい時にはたっぷり甘えさせてあげることが重要です。

また「今日、学校どうだった?」「何をしたの?」などの声かけは、親の都合で聞くのではなく、子供の話したいタイミングでしっかり耳を傾けてあげましょう。家事や仕事に追われていると、ついつい聞き流してしまったり、後回しにしてしまったりすることもあるかもしれませんが、子供の「話したい」というタイミングを逃さずに、しっかり目を見て話を聞いてあげられるといいですね。

さらに、子供が成長をして難しいママもいるかもしれませんが、親子の絆を強くするには「かわいい・大好き・愛してる」などの肯定的な言葉を”1日に100回以上かけてあげると良い”と言われています。もちろん、言葉だけでなく、抱きしめる、頭を撫でてあげる、手を繋ぐなどのスキンシップも忘れないで下さいね。

どれも、赤ちゃんのころにはできていたはずなのに、成長とともになかなか難しくなってしまうもの。「もう小学生なんだから」ではなく「まだ小学生なんだから」という気持ちでたっぷりの愛情を持って接してあげることが大切です。

1日10分のスキンシップタイムを♡

さて、そんなキレイゴトを言われても、なかなか難しい…というのが実情ではないでしょうか。私もやんちゃ盛りの息子を抱え、「この三か条を毎日クリアしろ!」と言われても、ちょっと自信がありません(笑)

そこでおすすめしたいのが、1日10分のスキンシップタイムを儲けること
例えば、乳幼児期を思い出して一緒にお風呂に入ってみる。ゆっくりと湯船につかって向かい合っていると、自然と心が解けてきます。さらには寝かしつけを思い出して、子供と一緒にベットに入ってみる。枕を並べて手を繋いでいるだけでも、温もりを伝え合う心地よさを思い出すことができます。

これらの行為は、子供の「母子分離不安」を防ぐだけでなく、ママ自身のストレス解消にもつながります。親子でスキンシップをとることによって、お互いの脳内に、幸せホルモン・愛情ホルモンなどと呼ばれるオキシトシンが分泌されるためです。ぜひ、子供のためだけでなく、自分のためにも、1日10分のスキンシップタイムを設けてみてはいかがでしょうか?

ポイントは、生活の一部として慌ただしく入浴・寝かしつけを済ますのではなく「愛情を伝えよう、たくさん抱きしめてあげよう」という気持ちで向き合うこと。同じ10分でも、心がけ一つで効果が大きく変わります。

また、時間に余裕がある時に、是非取り入れていただきたいのが「ハンドマッサージ」です。難しいテクニックは必要ありません。お気に入りのクリームやオイルで、保湿をしてあげるように、ゆっくりと手を包みこんで手のひらや指の1本1本を刺激していきます。手と手を触れ合うことの安心感で、心を開いてくれたり、普段なかなかできない話をしてくれたり、という効果があるのです。

ハンドマッサージなら、小学校低学年を過ぎ、高学年、中高生、さらにはその先もずっと、自然とスキンシップをはかることができますね。

まとめ

小学校入学前に知っておきたい、「母子分離不安」について解説するとともに、その対処法をご紹介しました。子供たちにとっても親にとっても、小学校が最高に楽しい場所になるように、ぜひ毎日の生活に、愛情たっぷりのスキンシップタイムを取り入れてみてくださいね!

宮森 渚朝

ベビーマッサージ講師、webライター。高知県在住。3歳・0歳の男の子ママ。 育児がもっとhappyになるベビーマッサージ教室「ハッピーアイスクリーム」を主宰。読者モデルとして活動中。 息子との毎日や、読者モデルとしての経験、ベビーマッサージ講師の活動などから、ママに嬉しい情報を発信していきます。

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