働くママと子供の毎日をもっと素敵に。MAMAPLA(ママプラ)

ハート 54744

【体験談】無痛分娩と自然分娩どっちがいい?両方経験したママの結論

自然分娩か無痛分娩か…妊娠前から悩む方も多い分娩方法。
初産から無痛分娩!と決めている方もいれば、2人目・3人目になって無痛分娩を選択する方もいますよね。
私自身、2011年に長女を自然分娩で出産し、2016年末に次女を出産した際は無痛分娩を選択した、後者タイプでした。

自然分娩と無痛分娩の両方を体験して分かった、メリットとデメリット。
今回は体験談とともに、その詳細についてお伝えしたいと思います。

無痛分娩=完全に痛みがない?

無痛分娩と聞くと「最初から最後まで完全に痛みがない」状態をイメージしがちですが、実はそうではありません。
分娩中の痛みを最大限取り除く、という意味では一緒ですが、その程度は病院によって異なるのが実態です。
子宮口が6センチないし8センチまでは麻酔をしない病院もあれば、生理痛程度の鈍痛を感じた時点で麻酔をしてくれる病院もあります。
さらに、計画日より前に陣痛が来てしまったり、破水してしまったりした場合は、いくら無痛分娩を希望しても対応不可の場合もあります。どうしても無痛分娩を希望する場合は、「完全無痛分娩」を謳っている病院を選び、上記の場合でも対応してくれるかどうかをあらかじめ確認するのがベストといえるでしょう。

また、無痛分娩をする際には、必ず前処置が存在します。
この前処置の方法も病院によってさまざまですが、前日入院をした場合は硬膜外麻酔の管を腰に入れ、ラミナリアで子宮口を開き、分娩当日に開きが悪い場合はバルーンを挿入する処置が一般的です。硬膜外麻酔の処置の際に部分麻酔をしてくれる場合もありますが、ラミナリアの挿入等は普通の内診台で行うので、個人差はあるものの、それなりの痛みを伴います。

しかし、自然分娩の痛みを10とするならば、こういった前処置の痛みは1~2程度。
耐えることができる範囲のものですので、ひと踏ん張りしてみてくださいね!

陣痛促進剤は母体や胎児に害があるの?

次女のお産に臨む際、私が最も心配だったのが陣痛促進剤の使用についてです。
私の場合は、計画無痛分娩といって、日取りを決めて人工的に陣痛を起こさせるものだったため、陣痛促進剤を投与が絶対条件でした。
そこで色々なサイトを見ると、陣痛促進剤を使用することによる母体や胎児への害についての説明がズラズラと…。

不安に駆られた私は、医師や助産師さんにそのことを直接質問しました。
結論としては「そんなことは科学的に証明されていない」という回答。
「確かに、促進剤を使用した結果、残念なことになってしまった例はあるかもしれない。でも、それが促進剤の使用が原因である根拠はどこにもない」ということでした。

ただし、促進剤を投与したことでお産が急速に進み、麻酔が追い付かない場合があるので、少しでも痛いと感じたらすぐに知らせてほしいと言われました(硬膜外麻酔の場合、追加投与してから効き始めるまで15分程度のインターバルがあるそうです)。
実際、子宮口9センチの時に、「少し鈍痛があるかな…?」と思ったものの、大丈夫だろうと麻酔追加をお願いしなかったら、全開大で見事に麻酔が切れてしまい、自然分娩と同様の猛烈な痛みに襲われました…。
痛みに弱い人は、少しでも痛いと感じたら麻酔を追加することをおすすめします。

無痛分娩は産後の回復が早い?

これは、ハッキリ言ってYESです。
ただし、胎児の大きさ等が自然分娩と異なるわけではないので、実際に体に負うダメージは一緒。
違うのは、お産に使う体力です。

自然分娩は、赤ちゃんが下りてくる数時間~数十時間、規則的な痛みに耐えなければなりません。
特に、初産の場合は緊張もあり、体のあちこちに余計な力が入ってしまいます。
当然、食事も睡眠もままなりません。
私の場合は、自然分娩の最後に力尽きて分娩台で寝てしまったため、陣痛が遠のき、産後は本当にグッタリ疲れ切ってしまいました。

それに引き換え、無痛分娩は陣痛の痛みがほとんどないため、リラックスしてお産に臨むことができます
その結果、私は会陰切開もすることなく、第二子を出産することができました。
陣痛を経験しない代わりに後産の痛みがとても強く感じましたが、痛み止めが処方されたので、安心して産後0日目の眠りにつくことができました。

すでに上に1人子供がいる場合、産後もゆっくり休めないのが現実。
医師の手腕もあるかとは思いますが、体力を温存したまま2人育児に突入できたのは本当に助かりました。

予測不可能な事態もあることを知っておいて

無痛分娩を選択した!これでもうお産は大丈夫!
そう思っていても、予測不可能な事態は常に起こり得るものだと理解しておきましょう。

麻酔が全然効かなかった、アレルギーが出てしまった、胎児の回旋異常が起きた…等、やむを得ず自然分娩や帝王切開に切り替える可能性も無いとは言い切れません。

でも、「その方法が良い!」と、赤ちゃんが選んだのだと思えばどうでしょうか?
「必ずこうでなければならない!」という思い込みは捨て、医師や助産師さんを信じて出産に臨んでみてください。

無痛分娩だって立派なお産

前述したように、たとえ無痛であったとしても人ひとりを産み出す行為であることに変わりはなく、体が受けるダメージは自然分娩と一緒
それにも関わらず、日本ではまだまだ浸透していないといえます。
特に両親世代や男性を中心として「痛みを感じてこそ母親になれる」というような古い意見もチラホラ聞かれます。

そんな中、たまたま読んでいた【コウノドリ】という漫画で無痛分娩が取り上げられていました。
持病があり無痛分娩でしか出産できない妊婦さんの前に、まさに「自然に産んでなんぼ」という友人が現れます。
その妊婦さんは悩み、麻酔なしで出産したいと希望しますが、その際のやりとりに感銘を受けたので一部抜粋させていただきます。

あなたの出産には麻酔が必要。
その友人の出鱈目話のせいで2人の命を危険にさらすことはできない。
無事に出産を終わらせることが、僕たちの仕事です。
自然分娩でも無痛分娩でも、帝王切開でも、おっぱいが出る人もいれば出ない人もいる。
母性や愛情は子供が教えてくれる。

そして、その妊婦さんは無痛分娩で出産し、

出産には優劣も勝ち負けもない。
おなかを痛めて産んだからこそとか、無痛分娩で楽だったとか、アホらしい。
赤ちゃんに教えてもらいました。

と言って退院していきました。

出産を終えれば、長い長い育児が始まります。
赤ちゃんとママが体も心も元気な状態でその日を迎えられることが、何よりも大切なこと。
どんな出産方法であったとしても、人ひとりを産み出すことはかけがえのない尊い行為です。
もし、無痛分娩を選ぶかどうか悩んでいる方がいましたら、是非参考にしてみてくださいね。

まとめ

無痛分娩体験記、いかがでしたでしょうか?
妊娠・出産は奇跡の連続。日々の育児でイライラしてしまうことも多いですが、子供に会えたあの日のこと、ふと思い出してみてくださいね。

今北 こりく

フラワーサロン「Savoir Vivre」主宰。2011年10月、2016年12月生まれの2児のママ。立教大卒、大手損保会社勤務後、フラワーサロンを立ち上げる。2014.2015年集英社MAQUIA美容ブロガー。

RELATED POST

あなたにおすすめの記事