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【元日銀マンが教える】おうちでできる金融教育

金融教育ディレクターの橋本です。欧米では、すでに学校教育に一部組み込まれている金融教育。日本でも、社会科や家庭科などで少しずつ行われるようになってきていますが、浸透するまでまだ時間がかかりそうです。そこで今回は、おうちでできる金融教育についてお話していきます。

金融教育のためには「おこづかいちょう」が効果的!

キッザニア然り、子供には体感するのが効果的ですから、生活の中で意識して「おカネ」に関するコミュニケーションを取って欲しいと思います。たとえば、有効なのが「おこづかい」です。大切なのは、ただおこづかいを渡すのではなく、そこに学びを加えること。
おこづかいを管理することで、金銭管理能力が養えるので、金銭という社会における大切なことを学べ、ひいては生きる力を育くむことになります。私が作った子供から大人まで使える「おこづかいちょう」で説明していきます。(詳細はこちらでご覧いただけます)

「おこづかいちょう」から学べること

【おカネの価値と稼ぐ大切さ】
・おこづかいは無尽蔵にあるものではない
・おカネはどこからやってくるのか
・親が働いた対価としてもらったおカネであること
・稼ぐことの大切さ

これらを理解することで、働くことの大切さや親の仕事への理解、興味関心へと繋げていきます。

【道徳感】
・欲しいものと必要なものの違い(ウォンツとニーズ)
・ガマンすることの大切さ
・選択・決断すること
・目標に向かって努力すること

ご紹介した「おこづかいちょう」は、確認欄やコメント欄を設けているので子供と親のコミュニケーションツールともなります。子供に合ったおこづかいちょう(アプリ含む)を探してみてください。

大人も金融教育を

家計簿をつけていないご家庭や個人は意外と多いのが実情です。特にパパは少ないのでは?子供に教えるなら、まずママやパパからはじめましょう。家計簿をきちんとつけることが望ましいですが、ハードルが高い人は、簡単な支出帳からはじめてください。おカネのブラックボックスを可視化することで、必ず見直す項目がでてくるはずです。

わたしは、日銀1年目から自家製ノートやPCソフトで家計簿を管理していたのですが、今は、この「おこづかいちょう」を使っています。
1か月に31行の欄があるので、毎日レシートを取っておいて3日に1度まとめてつけています。1か月も続けると、あっという間におカネの使い方が白日のもとに晒され・・・(苦笑)
もっとも減らした支出はタクシー代です。「夜中タクシーで帰ればよいという生活から→終電までには帰ろう!」と、生活習慣まで見直すことができたり(笑)、レコード・CD代や洋服代など出費の見直しに繋がりました。

ママもぜひパパに勧めてみると、家計がちょっと“しあわせ”になるかもしれません。やりやすい自分なりの方法で、みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

おこづかいちょう&家計簿のつけ方のポイント

ご自身と子供にぴったりの家計簿・おこづかいちょうを見つけて、まずは1年以上継続してつけることを目指しましょう。正確さより簡単につけて継続することがポイントです。大人は、はじめに自分なりのルールを決めましょう。

例えば
「食費は外食と食費(自炊用)の2項目か+αぐらい」
「10円単位(1円単位)は四捨五入する」
「クレジット使用なども決済日ベースでなく、使用日ベースでレシートから記入する」
「スイカやスタバは、チャージ時に記入する」
「口座からの引き出しや入金は記入しない」
「お財布の現金と決済口座の残高を月の初めにメモする」 などです。

まとめ

「おこづかい」というツールも有効ですが、日頃からママやパパのお仕事の話をすることで、大人になってきちんと「稼げる。すなわち生活できる」子供が育っていくはずです。自営業の家庭の子供は金銭感覚を自然と養っていきますよね。

50才まで一度も結婚したことがない「生涯未婚率」が上昇しています。なんと男性で23.37%、女性で14.06%にもなるそうです。都内に限るとさらに数%上昇します。経済的理由で「結婚しない」人も増えているそうです。さらに、夢や目標をあきらめる大人も…。みなさんは、自分の子供にはそうなってほしくないですよね。

小さいうちから、おカネの価値観を養い、稼ぐ心をきちんと育くむことが、子供の未来の“しあわせ”、(日本の未来)に繋がると考えます。次回もよろしくお願いします。

こちら】から講座の受け付けもしています。

橋本 長明

金融教育director、ブランディングdirector、選曲家/DJほか。 東京生まれ。大学卒業後、日本銀行入行。静岡支店、情報サービス局、金融広報中央委員会事務局、調査統計局を経て10年で退職。日銀では、こどもからの学校教育における「金融教育」の概念作りに注力したほか、広報、ブランディング、景気分析など経験。 現在、金融教育や自分ブランディングを軸とした講師・執筆活動、銀行のブランディング、個人のブランディング、ISETANのイベント等の企画、選曲家/DJなどなど、人や社会が楽しくなったり、何かを考えるきっかけになるような活動中。文化服装学院特別講師、日本FP協会会員。

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