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親子でやりきった!2歳過ぎてからの幸せ卒乳プラン

母親にとっても子どもにとっても互いに無条件に愛情を感じ合える、かけがえのない幸せなひと時である授乳。そして誰もがいつかはぶつかるであろう卒乳・断乳問題。

現在はWHOでも2歳をこえての授乳が推奨されており、好きなだけ飲めばいいという流れにあるものの、多くの方は復職や保育園入園を控えた1歳前後での断乳を試みる傾向があるのが現状です。
そして、周りのママ友が次々に断乳していく中で流れるように断乳を始めてしまう方も少なくありません。

断乳・卒乳についての体験談や方法は1歳前後の子どもに向けたものが多く、2歳を過ぎてからの体験はなかなか聞くこともなく調べても出てくることが少ないです。
「2歳過ぎても授乳を続けたい!」というママの気持ち、「2歳過ぎてももっとおっぱいが欲しい!」という子の気持ちの後押しにもなれればいいなと思い、2歳4ヵ月で卒乳した私の体験談を紹介させて頂こうと思います。

2歳過ぎても授乳を続けた理由

私が授乳を続けた理由は、息子がおっぱいが大好きだったこと、無条件に愛情を感じることのできる至福の時をもう少し続けたかったことです。
そしてこんなに幸せな時間の卒業を、断乳・卒乳体験でありがちな「親も子どもも涙涙で悲しくてしょうがなかった」というストーリーにはしたくないという思いがありました。

また、やんちゃな息子が唯一じっとしている時間である授乳中は私自身も休まる時であったり、お昼寝も夜も添い乳で寝かし付けるのが楽だったということもありました。

1歳を過ぎた頃から周りのママ友達が、次々に断乳し仕事に復帰するように。
健診では「夜間の授乳は虫歯になりやすい」「そろそろ卒業を」と指摘され、授乳の継続を迷うことが何度かありました。

そんな時は2歳を過ぎてからも授乳を続けることを推奨しているWHOの記事を読んだり、しっかり歯磨きをして虫歯を予防しようと心がけたりしました。
何よりも授乳中の幸せそうな息子の顔を見ていると焦りも吹っ飛び、自分も息子も納得いくまで続けようという気持ちになりました。

一度卒業したら二度と戻ることはできない時間を大切にしたかったので、自然にお別れできる気持ちになるのを待つことにしました。

2歳過ぎてからの卒乳プラン①卒乳時期の選び方

まず最初に卒乳時期の決め方です。

①言葉を話せるようになっている
②私の言っていることが理解できる
③授乳に悔いがなくやりきったと言える
④親子ともに体調が良い
⑤パパの協力も得られる

このようなタイミングで2歳4ヵ月の3月18日に「おっぱいバイバイ」することに決めました。

①言葉を話せるようになっている

大好きなおっぱいを飲めないという辛い時に、少しでも自分の言葉で話せるほうが子どもにとっていいのではないかと考えました。
「ぱいぱい好き!」など息子自身の言葉で表現できることで少しでもストレスを減らすことができるのではないかと思いました。

②私の言っていることが理解できる

卒乳の日を決めてからは毎日「この日になったらおっぱいバイバイだよ」と自作の卒乳カレンダーを見ながら話していました。「おっぱいバイバイしても変わらず大好きだよ」「おっぱい欲しくなったら代わりにいっぱいギューしようね」とも。

2歳4ヵ月の子どもがどれだけ理解できるか不安でしたが、突然卒乳カレンダーを指さして「ぱいぱいバイバイ」と言ったり、いつものように「おっぱいバイバイしても大好きだよ、おっぱい欲しくなったらいっぱいギューしようね」と言おうとしたら「ぱいぱいバイバイ。イッパイ ギュー!」と息子の口から出た時はとても驚きました。

卒乳を決めてからも寂しいなという気持ちがこみあげてくることがありましたが、こんなに小さな体でも一生懸命理解して息子なりにさようならの準備をしてくれているんだと思うと絶対にその気持ちを無駄にはできないと卒乳の決意も改めて固まりました。

③授乳に悔いがなくやりきったと言える

おっぱいが大好きな息子は2歳になっても家で2人でいると新生児並みに欲しがることもあるほどのおっぱい好きでした。産まれてからミルクを飲んだことは一度もなく、完全母乳で育ち成長曲線をこえるほどの成長を見せてくれました。
そこにあるから飲むという感じもありましたが、私も幸せなひと時でいつでもあげていました。

母乳のおかげかほとんど熱も出さず、色々遊びに出かけている割に感染症にも強く丈夫な体だなという印象はありました。
夜間の授乳も続いていましたが、おっぱいを飲みながらウトウト寝てしまう姿は愛おしく苦痛はありませんでした。
2歳頃から外出中は欲しがることがなくなり、そろそろバイバイかなという思いが湧き始めました。

④親子ともに体調が良い

これは2歳に限らず0歳でも1歳でも、断乳・卒乳においては必須条件です。
断乳中は夜泣きが続いたり日中も夜間も休めないため、親子ともに心身が疲労しがちです。
しっかり食事をとり日中いっぱい遊んで体を疲れさせることも重要になりますので、親子ともに体調を整える必要があります。

⑤パパの協力も得られる

昼夜問わず泣きわめくことも起こり得るため、パパの協力が得られる時期をおすすめします。日中は主人に息子を託してまたくる夜泣きのために少しでも休めるように、主人のお休みの土日からスタートすることにしました。
実際は夜泣きはなかったのですが、頼ることができるスケジュールにしておくと気持ちにも余裕が出ると思います。

また、子どもの前で裸になることは避けたいこと、卒乳で胸が張ると抱っこをするだけでも辛いのでパパにお風呂をお願いするととても助かります。

また、母乳外来に通ったり、ひどい乳腺炎がおこれば通院も増えたりするので子どもを預けることのできるサポートがある時期を選ぶといいと思います。

2歳過ぎてからの卒乳プラン②具体的な卒乳の仕方

①卒乳時期を決める(前述を参照)
②卒乳カレンダーを作る
③子どもに1日1回説明する
④卒乳の絵本を読み聞かせる
⑤卒乳日までは好きなだけ飲ませる
⑥卒乳日の朝最後に好きなだけ飲んだらバイバイする→絵を描いた絆創膏を貼る

①の卒乳時期については前述のとおりなので割愛させていただきます。

②卒乳カレンダーを作る

2歳の子どもが目で見て分かるもの、好きなキャラクターなどのものにするといいと思います。
私は卒乳日までの1週間を表にして、1日1つ息子の好きなキャラクターの絵を描いたカレンダーを作りました。

③子どもに1日1回説明する

毎日、卒乳カレンダーを見ながら「今日は〇〇(その日のキャラクター)の日だよ。ここになったらおっぱいバイバイだよ。バイバイしても変わらず〇〇(息子)のことは大好きだよ。おっぱい欲しくなったら代わりにいっぱいギューしようね。」と、終わった日の表を一緒にクレヨンで斜線で消しながら話していました。

何度も話すと不安にさせてしまうので、1日1回朝だけ話すことにしていました。
息子の方から壁に貼ってあるカレンダーを見て話しかけてきた時は、きちんとその話を聞いて答えるようにしていました。

卒乳カレンダーを卒乳日のあとも貼っておくと、おっぱいを欲しがった時に「バイバイしたよ」と絵を見せながら説明することで納得してくれます。

④卒乳の絵本を読み聞かせる

私は「おっぱいばいばい みついゆきこ作」を読み聞かせていました。
この絵本は読みながら涙してしまう方も多いくらいママの気持ちにも寄り添った絵本で、子どもにも伝えやすいのでおすすめです。

⑤卒乳の日までは好きなだけ飲ませる

親子ともに納得して、やりきったと言えるためにも、大好きなかけがえのない授乳期間を満喫していただきたいです。二度と戻ることはできないママと子だけの特別な時間なので、記念に写真を撮っておくのもいいと思います。

⑥卒乳後は絵を描いた絆創膏を貼る

よく「怖い鬼の絵を描いてやめさせた」「カラシを塗ってやめさせた」という体験談も耳にします。
ですが、私はこれほど大好きになってくれたおっぱいを嫌いになってさようならするなんて悲しすぎると思いました。

そこで息子の大好きなアンパンマンと忍者のイラストを描いた絆創膏をおっぱいに貼って、「大好きなおっぱいは、大好きなアンパンマンと大好きな忍者になった!」ということにしました。

もしかしたら手で剥がしてしまうかもしれないという思いもありましたが、剥がされたら説明してまた貼ればいいという気持ちでいました。

実際は寝る時におっぱいを欲しがると見せましたが、「アンパンマン!」「ニンジャ!」と驚きつつも納得してくれました。夜間は何度か繰り返しましたが、夜泣きもなく抱っことトントン、お水を飲んだりで寝てくれました。
夜中に「アンパンマン 見る!」と数分おきに言ってくることもありましたが、忍耐強く納得してくれるまで何度も見せるようにしました。

2歳を過ぎてからの卒乳プラン③卒乳後の寝かし付け

お昼寝も夜も添い乳でずっと寝かしてきたため、お昼寝しなくなるのではないか、夜寝ないで起きているんじゃないか、と不安でした。

①お昼寝の寝かし付け

朝9時には公園や児童館へ出かけて太陽の陽を浴びるようにしました。日中の活動量を保ち、「お昼ご飯を食べてお昼寝」というパターンは卒乳前と変えずにいると、時間がかかってもトントンで寝るようになりました。

②夜の寝かし付け

卒乳してからすぐの頃は、夜眠ることがストーリーになっている絵本を読み聞かせてトントンしたり、時々抱っこやお水を飲んだりで寝かし付けるようになりました。
夜間中途覚醒することも時々ありますが、添い寝してトントンすれば再び入眠できるようになりました。

聞いていた通り、添い乳で寝かし付けていた時に比べて夜間の中途覚醒は格段に減りお互い睡眠時間をしっかり確保できるようになりました。
卒乳前はおっぱいがないと眠れなかったので「息子がトントンで寝るなんて考えられない」と思っていたのですが、意外にも寝てくれたのでとても驚きました。

保育園に入園するために断乳をする方もいらっしゃいますが、子どもは「この人の時はこうやって寝るんだ」「ママの時はおっぱいだ」ときちんと区別しているそうです。なので保育園に入園予定でも授乳を続けたいという方は、それだけが理由なら無理をして断乳をしなくてもいいと思います。

2歳過ぎてからの卒乳プラン④卒乳してからのこと

思っていたよりもだいぶあっさりとスムーズに「おっぱいバイバイ」を迎えることができました。
これは、事前にお互いに心の準備をし、息子にとっても時期相当だったことが大きいと思っています。

卒乳をしてから感じたのは、次のようなことです。

①食事量が増えた

これはよく言われていることですが、本当に驚くほど食べるようになりました。
ご飯中も欲しがるほどおっぱい大好きで少食、お菓子にも興味を持たなかった息子ですが、大人と同じくらい食べるようになりとても驚いています。太ってしまうのではと少し心配にもなりましたが、全くそんなことはありませんでした。

②睡眠時間がまとまってとれるようになった

中途覚醒がだいぶ減りました。卒乳後はたまに抱っこで寝かし付けていた時期もありましたが、中途覚醒してもトントンですぐ入眠できるようになったので私もとても楽です。

③イヤイヤ期は特に変わりがなかった

ストレスや喪失感からイヤイヤ期が再燃したりするかと思っていましたが、それはありませんでした。

④卒乳直後は心理的不安が感じられた

卒乳を始めて1週間の間は今までになかったグズグズが出たり、夜泣きまではいかなくても寝ている途中で「ふぇーん」と泣き出すことがありました。この小さな体で大好きなおっぱいにさようならするためにこんなにも頑張っているんだと思うと私も涙が出る思いでした。ですが、私が悲しそうな顔をしては息子も「これは悲しいことなんだ」と思ってしまうので息子の前では悲しさや寂しさは見せないようにしました。
1週間ほどで落ち着きました。

⑤おっぱいはいまだに大好き

2歳4ヵ月で卒乳し、現在は2歳10ヵ月の息子ですが、いまだにおっぱいは大好きです。
最初はキャラクターの絵を描いた絆創膏で隠していましたが、その後は絵の描いていない絆創膏にし、最終的に卒乳から半年で絆創膏も外しました。
その前にも外そうとしたことがあったのですが見ると喜んで欲しがってしまい、けれど飲めないことは理解しているので息子の方からもう一度絆創膏を貼って欲しいと言ってきたのでしばらく貼り続けることにしました。
記憶がしっかりある年齢なので、絆創膏を剥がすまでも半年かかりましたが、時間がかかってもきちんと納得できることの方が大切だなと思いました。
絆創膏を剥がしてからは、今でも夜の寝かし付けなどで欲しがることが時々出てきましたが、飲めないことは理解しているので甘えたいのかなとスキンシップをとったり「〇〇のこと大好きだよ」「おっぱいなくても大好きだよ」とハッキリ伝えるようにすることで対応しています。

⑥私の食欲が落ち着いた

卒乳してから食欲が落ち着き、あの食事量が異常だったんだと気づきました(笑)。個人差が大いにあるとは思いますが、私の場合特に甘いものへの欲求が格段に減りました。卒乳をすると太ると心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそんなことはないと思います。私はむしろ逆でした。

まとめ

いかがでしたか?

おっぱいを飲んでいる時の幸せそうな顔や安心しきって飲みながら寝てしまう姿などは、授乳の間にしか見ることのできない姿ですよね。
授乳については世間的な流れも変化したり、昔から色々なことを言う方がいるのが現状です。

私は周りより長い時間授乳をしていましたが、息子には「おっぱいを好きになってくれてありがとう、たくさん飲んでくれてありがとう」、という気持ちでいっぱいです。
ママと子どもの数だけある授乳ストーリーですので、2人とも「やりきった!」と満足のいく幸せな卒業ができたらいいなと思います。

小倉 裕子

看護師とフードコーディネーター。男の子のママ。読者モデルとしても活躍中。

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