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【子育ての専門家がママの不安に応えます】いい保育園・いい幼稚園選びの新しいルール

子供をどんな保育園・幼稚園に通わせるのかは、親の大きな悩みの1つですね。保育園に関しては入園が難しい地域が多く、「入ることができればどこでもいい」という方も多いでしょう。「とはいえ、なるべく良いところに決まってほしい」「納得のできる園で過ごさせたい」という思いももちろんありますよね。
今回は、自分たち家族にとって、本当にいい保育園・幼稚園を見つけるためのポイントを、子育ての専門家チャイルド・ファミリーコンサルタントの立場からお伝えします。

いい保育園・いい幼稚園という評判をうのみにしない

地元で評判の「いい保育園」「いい幼稚園」が、お住まいの地域にも1つや2つはあると思います。児童館や公園で出会うお母さんたちから「あそこはいいらしいわよ」なんて評判を聞くこともあるでしょう。

でも、その「いい保育園」「いい幼稚園」という評判を、そのまま信じてはいけません。

どんな保育園・幼稚園が「いい」のかという基準は、家庭によって異なるからです。行事がなるべく少なくて保護者の負担が少ない園が「いい」と思う人もいれば、保護者参観などの行事を通して子供の成長を観る機会が多い園が「いい」と思う人もいます。英語や音楽などのおけいこ事がある園が「いい」と思う人もいれば、自由にのびのび遊べる園が「いい」と思う人もいます。

曖昧な「いい」という評判を信じる前に、まずは自分たち家族にとっての「いい」保育園とはどんなところかを考えることが大切です。
子供への向きあい方・親の関わり・行事の内容・園で大事にして欲しいことを、具体的に言葉にしてみましょう。自分たちにとっての「いい」を基準にして、園を選ぶようにします。

世間一般でいわれている「いい」が自分たち家族の価値観に合うとは限りません。だからこそ、自分たちにとっての「いい」の基準をつくることが大事なのです。

将来の我が子ではなく今の我が子を見る

保育園・幼稚園選びでついやってしまいがちなのが、「こうなってくれたらいいなぁ」という理想の我が子に合う園を選んでしまうことです。

例えば、好奇心旺盛で、ひと時もじっとしていない子。「もう少し、椅子に座って1つのことに集中できるようになればいいのに」という親心から、つい「お行儀を身に付けることや、集団でのルールを守ることを大切にしている園」を選んでしまいませんか?「この園なら、今はできないことも、身につけさせてもらえるに違いない」と期待して。

しかし、苦手なことを絶えず求め続けられる環境は、子供にとっては大きなストレスとなります。子供が今持っている素敵な部分が否定されてしまう場合もあります。

保育園・幼稚園だけでなく、おけいこ事も同様ですが、今の我が子にないモノを数え、それを埋めようとするのではなく、今持っているものを認め、伸ばすようにしましょう。そのために適切なのはどんな環境か、という視点で考えることが、本当に「子供に合う」園を見つけることにつながります。

設備の良し悪しではなく使い方に注目する

最近の「保育園・幼稚園選び」では、園見学の時に「庭の有無」と「トイレのきれいさ」をチェックするのがいいといわれているそうです。どちらも「園らしさ」が現れやすいポイントです。
とはいえ、設備の有無は表面的な問題に過ぎません。大事なのは、その使い方です。
立派な庭があっても、高年齢の子供が優先的に使い、0~1歳の子はほとんど遊ぶ機会がないという園もあります。園庭がなくても近隣の公園をうまく活用して、意識的に充分な外遊びの時間を確保している園もあります。
施設だけを見て判断するのではなく、どのように使われているのかが重要なポイントとなります。

まとめ

少しでも「いい園」に入れたいと思うものの、どこが「いい園」なのかという判断は難しいもの。結局周囲の評判をそのまま信じてしまっていないでしょうか?
保育園・幼稚園選びは、自分たち家族が子育てで何を大切にしていくのかを考える、良いチャンスともいえます。
どうぞ家族の想いと重なる素敵な園に出会えますように。

しみずみえ

玩具メーカーでの企画開発・キッザニア東京の立ち上げなどの仕事を経て独立。現在は、親子の遊びプログラムやママ向け講座などを主宰している。著書に『あそびのじかん』(英治出版/2016年刊)。1日中絵を描いている長男と、1日中踊っている長女の2児の母。

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