【子育て絵本アドバイザーがおすすめ】雪とクリスマスを楽しむ絵本
ドアにリースをかけて、ツリーに飾り付けをして、ローストチキンやケーキを準備して、あとはプレゼントを待って。
雪は・・・降るかな。雪で遊ぶのも、楽しみだな。
毎年、この時期が近付くと、町中に溢れるクリスマスムードに、子供だけではなく、私たち大人も、わくわく、ドキドキするのではないでしょうか。
今月は、「雪☆クリスマスを楽しむ 絵本」をテーマに、0歳、2歳、4歳の年齢別おすすめ絵本を3冊、ご紹介します。
読み聞かせおすすめ年齢:0歳から
あれっ だれの あしあと
きつねさんの あしあと
あれっ だれの あしあと・・・?
【だれのあしあと】
作・絵: accototo ふくだとしお+あきこ
出版社: 大日本図書
発行日: 2008年10月
本体価格: ¥1,300 +税
雪が降っています。
ねずみくんは、外に飛び出しました。
すると、誰かの足あとを見つけました。
だれの足あとかな?
きつねさん、にわとりさん、ぶたさん・・・と、
いろんな動物たちの、足あとが出てきます。
1ページあたりの文章も短く、繰り返しされている絵本ですので、
生まれたばかりの赤ちゃんや、読み始めのお子さまにも、読み聞かせできるかと思います。
最後のページでは、
ねずみくんのママが、
「あたたかい スープを めしあがれ」
と、ご馳走してくれます。
寒い季節にほっこりとする、おすすめの1冊です。
読み聞かせおすすめ年齢:2歳から
くらい よるです。
ベツレヘムの ひとたちは、すべて ねむっていました・・・。
おきて いるのは、
ひつじの ばんを して いる ひつじかいたちだけです。
「なんて しずかな よるだろう」
【愛蔵版 クリスマスって なあに】
作: ディック・ブルーナ
訳: 舟崎 靖子
出版社: 講談社
発行日: 2013年11月05日
本体価格: ¥1,500 +税
暗い夜の空が、昼間のように明るくなり、
光の中に、一人の天使が現れました。
そして天使は、羊飼いたちに、
「ベツレヘムの馬小屋で、赤ちゃんが生まれ、
この赤ちゃんが、すべての人のうえに、幸せを運んでくれる、神様の子どもである」
と伝えます。
「ちいさなうさこちゃん」で有名な、ディック・ブルーナさんの絵と、文章によって、
クリスマスって、なぁに?
について、子どもにも分かりやすく、書かれています。
2-3歳くらいのお子様でしたら、読み聞かせできるかと思います。
あるいは、お子様が幼稚園や保育園等に通っていましたら、
クリスマス会の行事にあわせて、読んでみてもいいかもしれません。
我が家の子どもは、この絵本で読んだ話と、
園で聞いたクリスマスの話が、重なったようで、
帰宅後も、嬉しそうに、話してくれました。
親子で一緒に、オススメの一冊です。
読み聞かせおすすめ年齢:4歳から
さむい きたの くにでは、
サンタおじさんが クリスマス プレゼントを くばりに、
まちへ でかける ところでした。
「サンタ。あなたの だいすきな
サンドイッチと コーヒーです。
けれども、まちに つくまで
たべては だめですよ。・・・。」
【サンタおじさんのいねむり】
作: ルイーズ・ファチオ
絵: 柿本 幸造
訳: 前田三恵子
出版社: 偕成社
発行日: 1969年12月
本体価格: ¥1,000 +税
サンタおじさんは、奥さんに見送られ、
プレゼントを、たくさんそりに積んで、でかけていきました。
やがて、クリスマス イヴの空に、お月さまがのぼる頃、
サンタおじさんは、ひどく眠くなってきました。
そこで、奥さんに手渡されたコーヒーを飲み、サンドイッチを食べ、
休憩しました。
しかし、お腹がいっぱいになったサンタおじさんは、
すぐに眠くなってしまい、・・・というお話です。
全体的に、やや長めの文章ですので、
年少、年中さんくらいのお子様でしたら、読み聞かせできるかと思います。
「サンタさんが、いねむり!?」
「プレゼントは、どうなるの!?」
子供と一緒に、読み手である私たち大人も、
ストーリーの展開に、ドキドキ、わくわくするかもしれません。
我が家の子供たちは、
サンタおじさんの代わりに、動物たちが活躍する姿と、
雪に書かれたメッセージを見て、とても安心した様子でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
絵本は、親子の共通体験です。
絵本の読み聞かせをすることで、子供も、私たち大人も、絵本の話や出てくる会話を共有することができます。子供と一緒に、様々な絵本を楽しみたいですね。
「絵本」のある子育て、してみませんか?