子どものしつけにおすすめの本は?絵本を使ったしつけの方法
子どもに躾を身につけさせたいとき、どのように進めていけばよいのか悩むママもいるかもしれません。しつけについての本や絵本を使って実際にしつけをしたママたちの体験談から、おすすめの本や、絵本を使った躾方法を見ていきましょう。
子どもに教えたい躾

子どもに身につけてほしいマナーは、具体的にはどのようなことなのかを考えてみました。
あいさつ
家族や友だちに会ったときに言う「おはよう」「こんにちは」「さようなら」など基本のあいさつはしっかり言えるように教えておきたいですね。
何かものをもらったり、してもらったりしたら「ありがとう」、迷惑をかけてしまったら「ごめんなさい」、また「いただきます」や「ごちそうさま」などを食事のあいさつもきちんと覚えさせたいあいさつでしょう。
公共の場で
電車やエレベーターの乗り降りでは降りる人を優先してから乗る、飲食店などで騒いだり走ったりしない、お店の商品を壊したり汚したりしない、などは生活をする上で身につける必要がある躾かもしれません。自分の物や場所ではないことを理解させることが大切になりそうです。
人といっしょにいるとき
きちんと返事をする、人の話をきちんと聞くなど人とのコミュニケーションにおいても身につけさせたいことはあるようです。また、人前で咳をするときは手で押さえるなど、いっしょにいる人を気遣うことも躾できるとよいですね。
躾におすすめの本
子どもに躾をするにはどんな本を使ったらよいのでしょうか。実際にママたちが使っていた絵本について聞いてみました。
躾の課題、テーマ別の絵本
あいさつや歯磨き、着替え、トイレなど基本的な生活習慣について描かれた絵本は多いようです。他には野菜を食べることや、交通ルール守ること、我慢すること、また兄弟が生まれてお兄ちゃんお姉ちゃんになることを教える本など、躾の本には様々なテーマを扱った本があるようです。
子どもの好みも考えながら、教えたい事柄に合わせて絵本を選んでみましょう。
子どもの興味を引く絵本
自分の好きなアニメのキャラクターが出てきたり、飛び出す仕掛けのある絵本も子どもが楽しみながら学べるようです。なかには通信教育の教材絵本を使って電車で足をぶらぶらしない、人にぶつけないようにと躾をしたママもいました。マナーに関してのクイズがついている本も好評のようです。
子どもに起きた変化(体験談)

子どもに対してどんなことに気をつけて躾をして、その結果どのように身についたのか、ママたちに体験談を聞いてみました。
あいさつが身についた
ページを開くたびに仕掛けがある絵本だと、子どもも飽きずに楽しく躾を学べそうですね。また、くり返したり時間をかけるなどしてじっくり教えることも子どもに躾を身につけさせる秘訣のようです。
お手本のマネができた
本の中にお手本のような存在を持つことで、自発的にマネできたのかもしれませんね。体験談のように、本と保育園であったことなどの実生活を重ね合わせながら躾をするのもおすすめです。
寝る習慣がついた
ただ習慣をつけるだけだとプレッシャーに感じてしまうこともありますが、絵本を使うことで楽しみながらやっている内にできていた、と感じるママが多いようです。ストーリーのある本だとより内容が頭に入りやすいかもしれません。
ママパパもいっしょに躾を楽しもう
aijiro/Shutterstock.com
躾に絵本を使っているママやパパは多く、子どもたちも楽しみながらきちんと身につけられていることが見受けられました。なかでもストーリーや仕掛けのある本だと読んでいるだけでも楽しめておすすめのようでした。
しつけたことが習慣になってくれるとママやパパもうれしいですよね。親子で楽しみながら、絵本での躾を取り入れてみてはいかがでしょうか。
提供元:KIDSNA[キズナ]