クローゼットを整えてパワースポットへ!収納アドバイザーが教える、知って楽する洋服収納術
じとじと梅雨が始まろうとしていますが、もう衣替えはお済みでしょうか?せっかく衣替えをするなら、この機会に洋服を見直して整理整頓するのはいかがでしょう。収納のクセとコツを知れば、もっと楽にクローゼットを整理することができるようになります。本日は扉を開けた瞬間、なんだかワクワクするようなクローゼットになる収納について解説します。
着たい服だけが並んでいますか?
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クローゼットを整理整頓する時に一番重要なのは、なりたい自分をイメージすることです。どんな自分になりたいのか、どういったシーンで洋服を着るのか、どんな風に見られたいのかを考えて下さい。なりたいイメージが明確になっていると、「洋服はたくさんあるのに着る服がない」という状態を防げます。
なりたい自分を普段からイメージしておくと、購入する時もお目当ての洋服を見つけやすくなります。イメージ通りの洋服は出番も多いので、箪笥の肥やしになるのを防げるはずです。
収納は単純化すれば3パターンのみ
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クローゼット収納を単純に考えると「畳む・吊るす・置く」この3パターンしかありません。収納のクセを知って自分に合う収納方法を選びましょう。
・引出しに畳む
畳む収納は吊るす収納に比べ、3倍の収納力があります。洋服が多い方は積極的に取り入れましょう。畳んで収納する時のコツは、チェストを引き出した際にアイテムすべてが見渡せること。畳んだ洋服を立てて収納するようにしましょう。自立しにくい素材の洋服は、ブックエンドやボックスを使用して摘み置きにならない工夫が必要です。積み重ねてしまうと下のモノを取り出す時に崩れることも。見えないものは忘れてしまいがちになるので、箪笥の肥やしになってしまうかもしれません。
・ハンガーに吊るす
吊るす収納ではハンガーを使いますが、みなさん同じものに揃えていますか?「クリーニング店でもらったものモノをそのまま」と言う方はぜひハンガーを揃える所から始めてください。形や色が不ぞろいなハンガーは見た目に美しくないだけでなく、形が様々だとデッドスペースを生みやすくなります。
たかが数ミリですが何十本もあるハンガーを揃えると、洋服のスペースは確実に増えます。ハンガーを揃えるのはテクニックいらずで見た目も整うので試さない手はありません。ハンガーの形状もずり落ちしにくいもの、薄手タイプなどいろいろあるので自分にあったものを選んでください。
・置く
一番単純な収納方法ですが棚などに置く方法もクローゼット収納では使えます。
例えば「バッグを枕棚に見えるように設置する」、「浅い棚にアクセサリーを並べて置く」など。
どんなものでも対応可能ですが、ポイントは視界に入りやすいようにすること。視線より上にアクセサリー小物のような細々したものを置いてしまうと、存在すら忘れてしまいがちに。そんな時は見えなくならない工夫が必要です。箱などにまとめて外側にラベリングしたり、鞄はブックエンドやファイルボックスを使用して摘み重ねず自立するように置くと取り出しやすく維持しやすい収納になりますよ。
一時置きの場所を確保する
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クローゼットの整理整頓でお悩みが多いのが、着たけどまだ洗わない洋服の処理です。
我が家では、クローゼット内にバスケットを設置して「洗濯ウェイティングボックス」を作り、時間に余裕がある週末にまとめ洗いをしています。
またデニムのような1度着ても洗わない洋服は、クローゼットバーとは別の場所に設置してあるフックに吊るし、休憩させてから元のクローゼットバーへ戻すようにしています。元々ズボラな私が決めているのは、「週に一度はクローゼットを整えメンテナンスする」というゆるいルール。ゆるくてもルールがあるおかげで大きく崩れないクローゼットを維持できています。
まとめ
収納のクセを知って自分の管理しやすいクローゼットを作りましょう。洋服を着て出かける時は、目的がはっきりしているので少しばかり面倒なしまい方でも洋服を出して着ることはできます。しかし元に戻す時にはどうしても放りっぱなしになりがちに。戻す時にいかに戻しやすい仕組みのクローゼットにするか。ここを深く考え、自分に合ったゆるいルールを考えてみましょう。扉を開けた瞬間ワクワクする楽ちんクローゼットを目指してくださいね。