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【インタビュー】 ゆるやかだけど本気。育児と大好きな制作活動に没頭するママ

育児が中心の専業ママも、自分の好きなことだからこそ極めて仕事にするチャンスにめぐり合うことも。自分の好きなドールハウス、ミニチュア制作を趣味という領域を超えて、育児と両立しながら仕事にしていくステップを踏み出した神山さんにインタビューしました。

神山真依子さんのプロフィール

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新卒から大手IT企業にてシステムエンジニアとして勤務。育休明け事務職を経て、退職。4歳、1歳の男の子の母として育児をする傍らパラレルキャリアの活動として、10年教室に通い続けたドールハウス、ミニチュア制作の技術習得に努めながら、展示会に参加するほか、ハンドメイドサイトminne(ミンネ)で作品を出品中。
・神山さんのminnne販売ページはこちら
・instagramはこちら

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ドールハウス、ミニチュア制作を始めたきっけは?

子供のころから、小さいものが好きでした。社会人になり上京したタイミングで、ちょうど新規に生徒を募集していた教室を見つけ、すぐに生徒になり、教室在籍歴は、来年で10年になります。
はじめは趣味として探した教室でしたが、先生の「将来的には人に教えたり、教室を開いたりできるくらいのレベルを目指せる」という最初に受けたお話から、趣味に留まらず、ライフワークとして続けていくことを意識するようになりました。

ドールハウス、ミニチュア制作を始めてよかったことは?

育児メインの日常とは別に居場所を作ることができ、育児の悩みやストレスの解消になっていることですね。また、最近では、好きなことを将来仕事にしたいという意識で活動を続けている中で、ワークショップや、イベントなどに参加していくうちに、教室以外の場所で新しい出会いがあったり、人とのつながりができ、また新しい興味関心が生まれるという好循環ができました。

あとは、インスタグラムに作品の写真を投稿しているんですが、そのたびに「いいね」の数やフォロワー数が増えていくことは素直に嬉しいです。出品しているミンネでは、届いた人からレビューが届くのも本当にうれしい瞬間です。やはり、人に喜んでもらえたり感動してもらえたりすることが、続けていくモチベーションにつながっています。

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本業は育児中心ということですが、制作をするうえで心がけていることはありますか?

私の場合、会社を退職したとき、片道2時間弱の通勤時間をかけて、仕事をして、帰ってきて子供を寝かせるまでのほんの2時間ほどを、イライラしながら怒りながらの生活が続いていて、何のために働いているのか分からなくなり、全く幸せではありませんでした。退職して3年目になりますが、やっぱりよかったと思うし、子供たちとこんなに近くいられることは恵まれたことなのだなと思えます。

制作する中では、子供と一緒に楽しむことを心がけています。教室の先生の計らいで、時々4歳の子供を連れていきます。一緒に粘土を触ったり、おやつを食べながら教室で可愛がってもらっています。あとは、子供にも手伝ってもらうこと。作品写真を撮る中で、指や手のひらのモデルをしてもらいます。

小さな作品なので、子供の手と比較することでスケールを伝えたいのと、可愛いふんわりした雰囲気を表現するのに小さな子供の手がぴったりなんです。

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制作する時間を作るために工夫していることはありますか?

本業である育児の合間の、ぶつ切りの時間をやりくりしています。例えば、作品の写真を一眼レフカメラで撮って、インスタグラムに随時投稿しているのですが、写真は明るい窓辺で撮るのがベストなので、午前中に子供がお昼寝に入った時には、すかさずセッティングと撮影です。
また、子供たちがそれぞれ何か1人遊びに熱中している時には、私も好きなことをします。もちろんすぐに片づけられるようなパソコン作業が主で、撮っておいた写真の加工などをします。
でも一番時間が取れるのは、子供たちを寝かせた後の時間です。とにかく、パラレルキャリアのための時間を、まとめてとろうとしないことです。まとまった時間が取れたらラッキー、くらいの気持ちでいます。まとまった時間を作ろうとして結局できず、何もできないよりも、毎日少しの時間でできることを積み重ねる方が力になると思っています。

家事は平日は特に手抜きをすること。私は料理も簡単なことしかしません。もちろん理想は持っているけれど、子供が小さいうちは、理想通りでなくても仕方ないと思ってやっています。パラレルキャリアがあってもなくてもそれは変わらないかなと思います。

子供は、変な時間に昼寝をしたり、お腹がすいたりいつも規則正しいとは限りません。時にはごはんの支度が待てなくて、急きょパンケーキをお昼ご飯にしてしまうことも。それでも1週間で考えてバランスがとれていれば、まあいいやと考えています。その分、時間ができる休日には、たまにちょっと手の込んだお菓子作りをしてみることもあったり。それくらいの方が、達成感も大きいです。

初めてのことだらけで余裕のなかった1人目のときと比べて、2人目が生まれた今の方が少し肩の力が抜けました。

育児をしながらの制作には周囲のサポートも不可欠ですよね。旦那さんは制作に対して協力的ですか?

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育児をしながらの制作には周囲のサポートも不可欠ですよね。旦那さんは制作に対して協力的ですか?

私が作ったものに対して素直にすごいねとか、いいねとか喜んで見てくれます。ミンネで初めて注文が入った時も、とても感心してくれました。また、教室で初めて作った結婚式でウェルカムアイテムとして使うドールハウスの一部品は一緒に教室についてきてもらい夫が作ったりしたこともあったんです。

協力体制としては、教室が毎月1回あるので、その日は夫が2人の子供と過ごしてくれています。お昼はマクドナルドに行ったり、公園に行ったりしているようです。子供たちも、平日に遊べない分、お父さんと一日中遊べるのが楽しいようですし、がみがみ言う人(=私)がいないので、男3人でのびのび楽しくやっているようで(笑)。夫婦でお互いにいい時間を過ごせていると思っています。

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神山さんの今後の目標は?

活動を続けている中で、少しずつ、自分は働きたいのだと思っていることを再確認しています。ただそれは、会社員になりたいということではなくて、あくまでも育児を主軸にしつつも、プロとして、好きなことに関する仕事を通して、喜ばれることをしたい、ということです。私の思う、「働くこと」の本質です。自分で働き方を開拓して選択して、確立させるということが、夢に終わらず実現できる!と思っています。
直近の具体的な目標としては、今後、ウェディングや記念日等のオーダー制作や、ワークショップもやってみたいです。また、写真の撮り方や、スタイリング、色彩などの勉強もして、作品作りに生かしたいですね。
ある人の言葉で、「ゆるやかだけど本気」という言葉をモットーにしています。子育て中は、好きなことに多くの時間をかけることはムリだし、予期しない邪魔が入って中断ばかりで、急激な成長は無理だけど、心はいつでも「本気」で挑みたいと思っています。

まとめ

「ゆるやかだけど本気」というスタンスこそ、思い通りにいかない育児に向き合うママに大切な姿勢かもしれません。本業の子育てで精一杯子供と向き合っているママも、空いた時間をうまく使って制作活動を上手に進める神山さんの時間の使い方を見習って、思いっきり好きなことを極める活動を始めてみてはいかがでしょうか。

脇若 明美

新卒でヤフーに企画職として入社。Yahoo! BEAUTY、TRILLなどのディレクターを経て、現在はウーマンメディアプランナーとして多くの女性向けメディアの企画や執筆に携わる。子供との時間を優先しながら時間や場所に捉われない新しいパラレルキャリアを構築中の1歳の男の子ママ。

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