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【インタビュー】キャリアのプロとして女性のキャリア形成や企業をサポート
INTERVIEW
Company【株式会社サクセスボード】
Name藤崎葉子さん
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【インタビュー】キャリアのプロとして女性のキャリア形成や企業をサポート

仕事に家事に育児にと毎日忙しくしている働くママはどのように仕事や育児に向き合っているのでしょうか。今回は、小学1年生の女の子を育てながら株式会社サクセスボードで取締役を務められている藤崎葉子さんにお話を伺いました。

自身の経験を通して女性のキャリアや働き方に注目するように

企業の人材育成・教育研修事業やキャリアカウンセリングの受託などを行う株式会社サクセスボードで取締役を務められている藤崎さん。Woman’sCareer事業部長として、キャリア研修やキャリアカウンセリングなど女性のキャリア支援に携わられています。

これまでの経歴についてお聞かせください。

「大学卒業後は金融業界に営業として就職しました。安定しているということで金融業界を選びました。新卒の際に就職氷河期だったこともあり、その時に入りたかった企業を目指し就職2年目で転職をしました。」

新卒で就職した会社でも転職先の会社でもきちんとした教育や研修を受けられなかったという藤崎さんは、自分は社会人としての勉強が十分にできていないのではないかと不安に感じていたそう。

「新卒で入社した会社では女性の総合職一期生ということで会社の受け入れ態勢が整っていなかったんです。次の会社で中途はプロとして扱われ、教える環境はない。いずれの会社も、「初めての人種をどう扱っていいのかわかならい」という状況でした。他の企業ではどんな教育や研修を受けてるんだろうって周りの人や友達に聞いてまわったんです。」
「同僚や友人がいろんな情報を教えてくれるようになって、この会社はこんな研修や指導を受けているんだ、とか別の会社は違う教育体系があるんだななど、個人的な興味でいろんな情報を集めていました。」

周囲にヒアリングをすすめ、個人的に自己研鑽を進めるとともに、次第に「社会人になってからの教育」に興味を持つようになった藤崎さん。その頃、勤め先に外資系コンサルタント企業が事業サポートに入るように。彼らの仕事ぶりを見ていろんなことを感じたそうです。

「今では当たり前の「ロジカルシンキング」などの考え方や仕事の仕方、プレゼンの仕方など全てが新鮮で衝撃を受けました。大学を出た今も自分が勉強すべきことはまだまだたくさんあると感じました。」

キャリア支援に携わるようになった経緯を聞かせてください。

「その後ベンチャー企業でeコマースの立ち上げメンバーとして仕事をしていたのですが、そこで働いている人は次へのステップアップを積極的に考えている人が多かったんです。リスクを取りながらもどんどんキャリアアップしていく人たちを見ていて、純粋に素晴らしいなと思いました。」

以前から女性の働き方に興味を持っていた藤崎さん。当時は会社に正式な人事担当がいなかったため人事をやりたいと社長に直談判。晴れて人事担当者となり、人事関係の勉強会などに積極的に参加するようになりました。

「コスメ情報を扱う会社だったのですが、女性が主役の業界だということもあり女性社員が非常に積極的に仕事に取り組んでいました。それまでいわゆる「ゆるきゃり思考」だった人も、上昇志向が出てきてバリバリ働くようになる姿を見て、女性の「仕事に対する意識」が環境によってこんなにも変わるものかと驚きました。こんな風に女性がもっと成長して、能力を発揮出来る環境を整えていきたいと思うようになったんです。」

fujisaki05▲「OL以上バリキャリ未満」の女性達は周囲の環境により、バリキャリにもゆるキャリにも変化する可能性があると藤崎さん。

女性が職場でもっと輝けるように

人事の仕事を経験した後は、大手の転職エージェントサービスでキャリアカウンセラーとして転職相談へのアドバイスをされていました。

Woman ‘s Career 事業を立ち上げた背景や経緯についてお聞かせください。

「キャリアカウンセリングや企業研修の経験を活かして、働く女性を支援できるようなサービスが提供できればという思いからスタートしました。」

2016年4月から施行となった女性活躍推進法などの影響もあり、Woman ‘s Career 事業の研修にも企業の注目が集まっているようです。

企業の注目はかなり高くなってきているのでしょうか?

「女性活躍推進法の行動計画の取り組みとしても社員教育や研修は大事な要素なので、その一環として利用してくれる企業も多いです。今年は女性管理職育成や、女性の部下を持つ管理職の研修についての問い合わせが多かったですね。」

研修では具体的にどんなことをされるのでしょうか?

「それぞれの個性や経験から、自分の強みを引き出して明確にし、未来へのアクションプランを作成することを目的にしています。特に女性はライフイベントがキャリアにも大きく影響するので、先輩の事例などから学んでキャリアプラニングの参考にしてもらったりしています。」

「これまでビジネススキルを高める研修は多くありましたが、ライフイベントも含めたキャリア開発の研修があまりなかったんです。産休や育休など利用できる制度をきちんと理解していない人も多いのが現実。正しい知識を得た上で、キャリアプランを考えて欲しいと思っています。」

研修は様々で、働くママ向け、管理職を目指す女性向けなどの研修も。

「女性が管理職になることのメリットについて、女性らしさをマネジメントに活かすこともできるんだということを脳科学などを活用して学べるものになっています。」

fujisaki02▲セミナーの様子。今後のセミナー予定はこちら

藤崎さんのワークスタイルは?

結婚後も仕事を続けようと考えていましたか?

「結婚しても子供を産んでも仕事はずっと続けたいなと思っていたので、子供を産む前に人事系やキャリア系のキャリアを積んでおこうと思っていました。主人も専業主婦よりは仕事をして欲しいという思いがあったみたいなのでちょうどよかったです。」

現在はフルフレックス制で、在宅勤務も交えてお仕事をされています。

藤崎葉子さんの1日のスケジュール
  1. 4:30

    起床、コラム執筆など2時間ほど仕事。

  2. 6:30

    子供が起床

  3. 7:50

    子供を送り出し

  4. 9:00

    仕事開始

  5. 18:00

    子供を学童までお迎え

  6. 18:30

    夕食

  7. 20:00

    子供が1日15分の勉強、お風呂。(1日15分は勉強しようねと決めているので20時からは15分一緒に勉強するようにしています。)

  8. 21:30

    子供が就寝

  9. 22:30

    就寝

母になって仕事に対する意識に変化はありましたか?

「優先順位を意識するようになりましたね。いろんなことをどんどん決めていかないといけないので決断力がついたと思います。」

子育てしながら仕事をしていて悩ましいと感じることはありますか?

「子供の得意なところや個性を伸ばしてあげたいなと考えていて、そのためにやりたいと言ったことは何でもやらせてあげたいなと思っています。一つのことを続けるのもいいと思いますが、とりあえず興味があることはやらせてあげようと。そのために費やす時間がなかなか十分に割けないと感じています。」

fujisaki03▲「興味があることはやらせてあげよう!」ブログには、キャリアカウンセラーとしての投稿はもちろん、小1の壁リアル日記など子育てについても綴られています。

藤崎葉子さんのお気に入り
アイテム

子供が生まれてからは食洗機が時短に役立っています。

スポット

【ボーネルンド】や【キッザニア】は天候にも左右されないのでよく利用しています。

サービス

前日までお願いできるシッターサービスは困った時に利用しています。

新卒入社した会社でも転職先でも、どんな環境でも「学ぶ姿勢」を持ち続けた藤崎さん。今、藤崎さんのように学び続けることの大切さが注目されています。一般的に、これまでライフステージは「①教育のステージ」「②仕事のステージ」「③引退のステージ」の3段階とされていました。しかしベストセラー「ワーク・シフト」でも指摘されているようにこの3段階モデルが崩れつつあります。これからの時代は、教育のステージを終えた後も、常に環境の変化をキャッチアップし、その変化に応じて足りない知識を学び、深めるべき技術を磨き、自分自身をバージョンアップさせてく姿勢が必要となっているのです。

サクセスボードのHPには藤崎さんの言葉として

・『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』


という力強いメッセージと共に

・女性にとって『働く』ことは、社会貢献であり、自己表現であり、何らかの価値を生み出しながら、自分を成長させる活動、『生きる』ことそのもの

と綴られています。

「ワーク・ライフ・バランス」とワークとライフが分けて語られがちでしたが、
仕事=生きることそのものを捉えて時にはシフトチェンジしながらしなやかに変化し続けたいですね。

とは言え、自分が進化・変化すべき方向はどっちなのか?
情報を分析しジャッジし行動に起こすことは、そう簡単ではありませんよね。
だからこそ藤崎さんのように経験豊富なキャリアカウンセラーによる導きが求められているのだと思います。

ママプラ編集部

ママプラ編集部は全員ママとパパ。子供たちと過ごす日常をより面白くしたいと日々考えています。

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