働くママと子供の毎日をもっと素敵に。MAMAPLA(ママプラ)

大事なのは自分の嗅覚を信じること!会社の成長を後押しする敏腕広報ママのキャリア構築と子育て
INTERVIEW
Company株式会社ユーグレナ
Name安間 美央さん
ハート 2304

大事なのは自分の嗅覚を信じること!会社の成長を後押しする敏腕広報ママのキャリア構築と子育て

仕事、家事、育児と忙しい毎日をおくる働くママ。精力的に仕事をこなしているワーキングママは、どのように仕事と育児を両立しているのでしょうか。今回は【株式会社ユーグレナ】で広報IR課の課長をされている安間美央さんに、ご自身の仕事、育児、両立のコツについてお伺いしました。

豊富な広報経験を活かして広報の体制作り

大学時代は生物・化学を専攻していた安間さん。新卒で商業施設などの開発も手がける大手鉄道会社に入社されます。広報部に配属となり、イベントPRから鉄道事故の危機対応まで経験されます。

「街づくりも行っていた大手企業で“人々の生活に価値を提供”していることに魅力を感じて入社しました。ちょうどライブドアがニュースで取り上げられ、同時に“広報”という職種も注目された時期でした。元々、1つの事象についてメリット・デメリットを把握し、それに対して起こりうる事態や人に伝える上で気を付けることを先回りして準備しておくことが苦でない性分なので、結果的に自分に合っていたかなと思います。」

広報として危機対応の経験はとても貴重なナレッジに繋がっていると思いますが、危機対応時に大切なことは?

「コミュニケーションの速度と質を両方確保できる体制ですね。関係各所が目的を1つにして取り組める体制を一瞬で構築できるフローを整えておくことが、組織として大切だと新卒入社した会社で痛感しました。広報個人としては、基本的なことですが、わからないことはわからないとはっきりと言うことは大事ですね。どんな状況でも感情的にならないこと、曖昧にしないことが大切だと思います。」

「また、危機対応に限らずですが、社内の情報が広報に集まってくるように信頼関係を築いておくことが大前提だと思います。これは広報あるあるだと思うのですが、広報に社内から共有される情報が断片的になりがちです。営業担当や開発者からすると『専門的すぎてわかりづらいかな』『この情報をメディアにだされちゃうと困るな』と言った配慮からなんですよね。でも、当該事案について、全体的かつ詳細の情報をいったんマルっと共有してもらって、その上で広報戦略を練り、発信する情報を取捨選択したほうが良い結果に繋がると思うので、信頼して情報共有、相談してもらえる関係性を築いておけるようにしたいですね。」

広報や不動産関連の事業に携わり、社会人としてのキャリアを着実に積み重ね、気づけば30歳目前。改めて自分の働き方ややりたいことを見つめなおされたそうです。

「鉄道会社ということで、大きな事業規模ではあるものの、エリア的な限定性があることに、自分の中で物足りなさを感じてしまい。もっとボーダレスかつグローバルに影響力がある事業に携わりたいと思うようになりました。」
「そんな時に、テレビ番組で【株式会社ユーグレナ】が特集されていているのを観たんです。ミドリムシを中心とした微細藻類の研究や商品開発をしていると紹介されていて、直観的に成長性を感じたし、面白そうな会社だと思いました。」

その後、【株式会社ユーグレナ】が人材募集していることを知り応募。面接に臨みます。

「面接で話をして、ベンチャーなんですがしっかりしているというか、とても信頼できる会社だと感じたんです。自分がやってきたことが活かせると確信できたのも大きかったです。」

入社後、その“確信”は現実のものとなります。

全く異なる業種へのチャレンジですが、事業理解はスムーズでしたか?

「入社当時、ユーグレナ(ミドリムシの学名)というものめずらしいものを扱っている会社として注目され始めていましたが、外部の人にどう伝えていくかというのが固まっていなかったんです。“どう伝えるか”を作りながら、理解することができました。」

“どう伝えるか”のために、どのようなことをされたのですか?

「まず、理念、ビジョン、スローガンを整理しました。それまで取締役陣がよく使っていたフレーズを、改めて紡ぎなおして理念や思いとして明文化したんです。それを取締役会で承認を受け、社の決議事項として明示しました。それまで、社員の心の奥底は一緒なはずなのに、アウトプットが少しずれることがあったんですよね。理念、ビジョン、スローガンを整理したことで、みんなが同じ方向に向かっていけるようになったと思います。インナーブランディングが出来てくると、外部へのコミュニケーションも自ずと一貫性がでてきたように思います。上場前のタイミングでこの整理ができたことはとても大きかったですね。」

入社翌年、2012年に【株式会社ユーグレナ】はマザーズへ上場します。

上場広報も経験されたんですね。

「そうですね、市場としてもとても好感を持って受け入れていただいて株価もはね上がり、弊社の株を【グリーンジャンボ】なんて表現をいただくメディアさんもありました 笑。上場準備は総務や財務の人間が主に動いていたのですが、広報としては、一度取り上げられてそれで終わりにならないように気をつけていました。こちらから推したい内容を『こういうものもありますけどどうですか?』と提案して、次につながるようにしていました。ユーグレナを使った『ミドリラーメン』のご取材いただくタイミングで、燃料にもなることをお伝えしたり、バングラディシュの取り組みの話をしたり。」

【ユーグレナ】ブランドの礎を築き、さらに広報としての実力を重ねた安間さん。プライベートでは2016年に出産されます。

子育てを始めていろいろなことを受け止められるように

現在は広報IR課の課長として企業・商品などの広報業務全般とIR活動、イベントなどを担当。会社では1時間の時短勤務をされています。

出産後に仕事に復帰して変わったことはありますか?

「役割分担は欠かせません。時間に制約ができることで、いい意味で人に任せることができるようになりましたね。

子供のことは受け止めるしかないので、そのまま受け止めることができるようになりました。そのおかげで相手の言うことや考え方を受け止めて客観的に見ることによって、新たな視点が得られるようになったかなと思います。」

時間に制約がある中で結果を出すコツは?

「メールを見たらすぐに返信するか、アクションをおこすようにしています。自分で判断できないものは対応できる人にすぐに振りますし、すぐに解決できないことは未読に戻すようにしています。」

広報としてKPIやKGI設定はどのようにしていますか?

「数字での目標設定は難しいですが、企業価値を見るようにしています。いい会社だというイメージやファンがつくれる会社であるかどうか。会社としてどれだけ愛されているかどうかを意識するようにしています。」

今後のキャリアプランについては、まだ今の会社でやりたいことがあると考えているとのこと。

嗅覚を研ぎ澄ませて生きてきたので、この会社・事業面白そうだな、楽しそうだなという感覚を大事にしています。今後も楽しそうと感じられるかどうかを大切にしたいですね。」

おすすめアイテムと1日のスケジュール

安間 美央さんのお気に入り
アイテム

全自動乾燥付き洗濯機(マンション対応ドラム型):
出産後に購入。夜かければ朝には乾いているという便利さを経験したらもう昔には戻れません!

ミラーレスカメラ:
毎日子供の写真をきれいに撮りたいという思いで購入。主に自分が撮影するので子供と一緒の写真が少ないのが残念。

緑汁:
弊社の売れ筋商品である、粉末タイプのミドリムシ入りドリンク。動物と植物両方の栄養素がたっぷり入っている緑汁を朝ミルクに混ぜて夫と一緒飲むのが習慣。健康な毎日を支えてくれています。

スポット

品川駅構内エキュート:
夜ごはんの調達やユニクロの買い物などで利用。駅構内なので余計な移動時間がなくとても助かっています。

サービス

Timetree:
夫とのスケジュールを共有しているスマホアプリ。機能に無駄がなく、使いやすいです。

ママプラの記事ではユキミさんの漫画コラムがお気に入り。かわいい絵と共感できる(うちの子はまだ0歳ですが汗)お話が大好きです。ママプラを知ったのもユキミさんの漫画がきっかけでした。今ではいろんな方の漫画をインスタでもフォローして楽しみにしています。

安間 美央さんの1日のスケジュール
  1. 5:30

    子供と一緒に起床し子供の食事・身支度、夫と朝ご飯

  2. 7:30 

    子供と夫を見送り、掃除と自分の支度

  3. 8:00

    自宅を出る

  4. 8:45

    出勤

  5. 17:00

    退勤

  6. 17:30

    お迎え

  7. 17:50

    帰宅し、子供のお風呂・ミルク・寝かしつけ

  8. 19:00

    子供が就寝

  9. 20:00

    夕食

  10. 21:30

    夫が帰宅し、その日の出来事などを話す

  11. 22:30 

    就寝

▼「復職してからどうしても自分の食事は適当になってしまいがち」という安間さんの健康のヒケツ。緑汁の効果か、取材当日も肌の美しさが際立っていました。

まとめ

取締役の永田さんのインタビューでは、ユーグレナの人材として大切なことは、第1に“ビジョンに共感できることが”と語られていました。そのビジョンを整理し組織の共通認識として浸透させた安間さんは、【株式会社ユーグレナ】躍進の影の立役者と言えるのではないでしょうか。入社してすぐに、社としてのメッセージ統一の必要性を感じ取った安間さんの“嗅覚”の賜物と言えます。
嗅覚。言い換えると「瞬時に様々な要素を感じとり将来を予測し、判断する能力」と言えるかもしれません。

複雑化する社会の中で活躍するためには、(働く母として限られた時間で成果を出すためにはとくに!)あえて数字や理論で分析をする時間を割かず、“嗅覚を研ぎ澄ます”ことも重要なのかもしれませんね。

ママプラ編集部

ママプラ編集部は全員ママとパパ。子供たちと過ごす日常をより面白くしたいと日々考えています。

RELATED POST

あなたにおすすめの記事