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平均年収から見る「家族4人暮らし」の実態


気になる他人の暮らし


今回のテーマは「平均収入から見る家族4人暮らしの実態」です。
他人の生活水準や年収って実はとっても気になるもの。
住んでいる家や乗っている車などでなんとなく生活水準を図ってしまいかちですが、実態は分かりません。どこにお金をかけているかは家庭によって違うからです。
しかし、世の中には「平均年収」という便利な数字が計算されています。
まずは、camily読者世代であろう30代の平均収入を調べてみました。

30代男性とママの平均収入

2017年の30代男性平均収入は、487万円。(DUDA調べ)30代は前半と後半で差が大きくなる年代です。
続いて、ママの年収です。
ママなので、フルタイムではなく仮に非正職員で調べてみると、197万円というデータ(平成28年度賃金構造基本統計/厚生労働省)が。
この額、多いと感じますか?それとも少ないと感じますか?

参照:
DUDA
平成28年度賃金構造基本統計

平均的な暮らしって?

では、平均年収の家庭が送る平均的な暮らしとはどんなものなのでしょうか?
先ほどのデータを元に計算すると、
共働き夫婦の平均年収は、478万円+197万円=675万円となります。
単純に12か月で割ってみると、月収56万円。
さて、もう一度聞きます。この額、多いですか?少ないですか?
それでは、平均的な暮らしとはどんなものなのでしょうか?

4人家族の平均支出

総務省が発表している1ヶ月の4人家族の平均支出は、31万4599円となっています。
内訳を見てみましょう。
食費:約8万704円
住居費:1万5125円
光熱費:2万2936円
家具・家事用品:1万847円
被服費:1万4276円
保険・医療費:1万1211円
交通・通信費:4万6152円
教育費:2万8375円
教養・娯楽:3万999円
その他(雑費、こづかい等):5万3975円
まず気になるのは住居費の安さです。
東京に住んでいる者としては、平均と言われても納得のいかない数字なのですが、いくつかのデータを見ても同じような数字です。この数字の原因は、どうやら家賃ゼロの持ち家世帯と、圧倒的に安い家賃の公営住宅が紛れ込んでいることにあるようです。
そのため、住居費には最低でもプラス5~8万円すると、感覚的には違和感のない数字になるのでは?

使い方に差が出る部分は

上記の数字が平均だとすると、「裕福」な家庭はどこに多くのお金を費やしていて、それ以外の家庭はどこを削らざるを得ないのでしょうか?
まず、食費は差が出そうな項目です。毎週末の家族の外食を楽しみとしているならば、それなりの出費になります。
また、お昼ご飯にお弁当を手作りすれば節約になりますが、ランチに1回1000円かけていれば1か月であっという間に数万円です。
そして、被服費も差が出やすい項目でしょう。
季節ごとに新しい洋服を購入する余裕があるのは「裕福」と言えるかもしれませんね。
すぐに小さくなってしまう子ども服にいくらかけるのか?や、教育費では、子どもの習い事をいくつやらせることができるのか?この辺りも差が出そうです。
旅行などの娯楽費も一度にかかる金額が大きいだけに、差が付きやすい項目です。
そして、最も曖昧なのが「おこづかい」です。使途不明金と言ってもよい「おこづかい」は、年収によって数万円の差があるようです。この「おこづかい」を“どこまで曖昧にできるか”が、裕福さの基準と言ってもいいかもしれませんね。

節約と裕福


さて、ここまでのデータを見て皆さんは何を思いましたか?
個人的には、自分の好きなことに、好きなだけお金を使えることが「裕福」だと思っています。
中には「節約」が幸せで、「節約」によって「裕福」を感じる人もいます。
一方で、「節約と裕福は対極」だと感じている人もいます。
マネー術として、固定費の節約などを賢く取り入れていくに越したことはないでしょう。 しかし、お金と心は密接に結びついています。
それぞれの思う「裕福」とは、今回紹介したような平均データを知ることによって、自分自身の中に見出されるのではないでしょうか?
平均以下とか、平均以上とか、それだけで一喜一憂せずに、毎日の中で自分が「裕福」を、ひいては「幸福」を感じる瞬間を大切にしていきたいですね。

(文・亀山 美千代)

提供元:camily(キャミリー)

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