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疲れてしまったママへ。「今だけ」は本当に「今だけ」だった

ワーママの皆様、お疲れさまです。朝は誰よりも早く起き、昼は仕事にフル回転、ダッシュでお迎えのあとは、夕食おふろ寝かしつけ、と休む暇もない毎日。定型のタスクをこなすだけでも忙しいのに、「おててつないで~」「自分でやる!」「もういらない」「ぎゃー」「ママー」と次から次へと子どもからの突発案件が押し寄せてくる…本当に大変ですよね。

「今だけ」という言葉は気休め?


子育て真っ最中の人が、育児と仕事の両立に疲れたとき、先輩ママがよく言うのが「大変なのは今だけよ」という慰め。
私も言われました。今では逆に言うこともあります。
でも、少し前まで「今だけ」という言葉には抵抗がありました。だって「今だけ」という言葉は気休めです。子育てと仕事の両立で苦しんでいた当時の私は、「今だけ」なんて慰められても「そう言われても大変なのは今なんだから!今すぐ何とかして!」と思っていたのです。
当時の自分に響かなかった気休めを目の前の人に言っても、どうかなあ…という思いがありました。

でも…例えばですよ、歯医者のあの椅子に座って治療を受けているとき「この苦しみが永遠に続く」と思ったら我慢できません。無理です。「すぐ終わるから」と思うから我慢できるんですよね。さらに「治療すれば痛くなくなる」という見通しが立っているから。歯医者の治療がいつか終わるように、苦しい状況がいつか変わる、というのは希望です。

「今だけ」は永久に続かない

「今だけ」と言われて心の中で反発していた頃の私は、心のどこかで「この大変さは永遠に続くんじゃないか」と疑っていました。
もちろんそんなことはなく、子どもは毎日少しずつ成長し、親である私も少しずつ変化していきました。
つらいときも、厳しいときも、寂しいときも、投げ出したいときも、腹立たしいときも、自分を責めて落ち込んだときも…色んな瞬間がありました。決して「いい母親」ではないなと思っています(まだ母親業は残っているので現在進行形で)。成長は親から離れること仕事と子育ての両立がいつから楽になったんだろうと思い返してみます。夜中の授乳がなくなったときか、おむつが外れたときか、保育園に泣かずに行けるようになったときか、小学生になってからか…いずれにしてもある日“サッ”と霧が晴れるように楽になる、なんてことはありませんでした。薄皮がはがれるように少しずつ、階段をふたつ登ってひとつ降りるようにゆっくり、子どもから手が離れ、楽になっていったような気がします。
それと同時に、子どもは少しずつ私から離れていきました。頼られる場面がだんだん減り、ママの出番が少なくなり、やがて親のことなんか見向きもしない時期が来ます。それが成長だとわかっていても寂しい…時には、取り残されたような気持ちになってしまうこともあります。

あっ…そう聞いてもピンと来ないかもしれないですね。当時、私にも同じような話をしてくれた人がいましたが、「そんなもんかなあ」と思って終わりでした。そんなもんです。

期間限定プレミアム


「今だけ」という言葉は「今だけだからガマンしなさい」という意味のほか、「同じ時間は永遠に続かない」というメッセージも含んでいます。

昨日と今日が同じ一日のように感じられるとしても、時は移ろい、子供は成長します。
「期間限定レアもの」のプレミアムなこの時期は永遠には続きません。辛さや大変さだけでなく、「今だけ」の子どものかわいさや頼られる幸せを、しっかり味わいつくしてみてはいかがでしょうか。

(文・曽田 照子)

提供元:camily(キャミリー)

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