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【子育て絵本アドバイザーがおすすめ】おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に読みたい、絵本

「ママ、『けいろうのひ』って、なぁに? なにをするひなの?」

等とお子さまから、質問されたことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

9月の第3月曜日は「敬老の日」です。

おじいちゃん、おばあちゃんへ、
日頃の感謝や尊敬する気持ち、愛情を伝えたいですね。

今月は、「おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に読みたい、絵本」をテーマに、
0歳、2歳、4歳の年齢別おすすめ絵本を3冊、ご紹介します。

大好きなおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に、
あるいは、おじいちゃん、おばあちゃんへ、感謝や尊敬、愛情を込めて、
ページをめくってみてください。

■読み聞かせおすすめ年齢:0歳から

ふうちゃんが ひとりで
いいおかおを していました。

そこへ いいおかお みせてって
ねこが きました

にゃー

【いいおかお】

文: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男
出版社: 童心社
発行日: 1967年04月
本体価格: \700 +税

ふうちゃんが、いいお顔をしていたら、
「いいおかお、みせて」って、ねこがきて。

そうしたら、「わん わん」と、いぬもきて。

今度は、「のっし のっし」とぞうもきて。

みーんなで、いいお顔をしていたら、
お母さんが、「おや、みんないいおかおね」って言ってくれて、・・・というお話です。

「いないいないばあ」(童心社)で有名な、
松谷みよ子さんが文章を、瀬川康男さんが絵を描いています。

目を閉じて、お手々をそろえて、
みんな、とてもいい表情をしています。

私も幼かった頃、母に読んでもらい、
ふうちゃん達と一緒になって、いいお顔をまねていたことを思い出します。

おじいちゃん、おばあちゃんに、
お孫さんへの読み聞かせをお願いしてもいいかもしれません。

きっと、喜んで、懐かしんで、
読んでくれることと思います。おすすめの1冊です。

■読み聞かせおすすめ年齢:2歳から

しろぶたくん
そんなに いそいで どこへ いくの?

ぼく なにか たべに いくところ

【なにをたべてきたの?】

文: 岸田 衿子
絵: 長野 博一
出版社: 佼成出版社
発行日: 1978年05月
本体価格: \1,300 +税

しろぶたくんは、美味しそうな、真っ赤なりんごを見つけます。

「いただきまーす」

ペロリとたいらげた、しろぶたくん。
お腹も、真っ赤なりんご色になります。

そこへ、はんぷしゃーくんが、やってきて、
いつものしろぶたくんと、少し違うことに気が付きます。

でも、しろぶたくんは、まだお腹がすいていて、
食べ物を探しに歩いていくと、
今度は、目の前に、いいにおいのするレモンを見つけます。

すっぱそうにレモンを食べている、しろぶたくんの表情が、
たまりません。

しろぶたくんのお腹にも、レモン色が加わり、
きれいな色になりました。

語りかけるような、温かく、優しい文章と、鮮やかな色遣いの絵によって、
子供も、私たち大人も、絵本の世界に引き込まれます。

我が家の娘が2歳だった頃、この絵本が好きで、
1日に何回も、「よんで」と持ってきました。

特に、せっけんを食べてしまうシーンがお気に入りで、
「わぁ」等と目を大きく見開いて、驚いた表情で聞いていました。

■読み聞かせおすすめ年齢:4歳から

「あかちゃんの ぎゅうにゅうが ほしいんだけど、
まま ちょっと いそがしいの。
ひとりで かってこられる?」

「うん!みいちゃん、もう いつつだもん」

【はじめてのおつかい】

作: 筒井 頼子
絵: 林 明子
出版社: 福音館書店
発行日: 1977年04月
本体価格: ¥900 +税

ある日、5歳のみいちゃんは、お母さんからおつかいを頼まれます。

今まで、一人で出かけたことがなかったみいちゃんは、
驚いて、飛び上がりますが、

「うん!みいちゃん、もう いつつだもん」

とやってみることにします。

車に気を付けること。そして、お釣りを忘れないことを、お母さんと約束して、
100円玉を2つ、手にしっかり握りしめて、出かけていきます。

「かけあし どん!」

一人で号令をかけて、駆け出した途端、
みいちゃんは転んでしまいました。

百円玉がころころと転がっていき、
手も足も、じんじんと痛みます。

でも、みいちゃんは、すぐに立ち上がり、お金を探し、
お店へと向かいます。

全体的にやや長めの文章ですので、
年少、年中さんくらいのお子様でしたら、読み聞かせできるかと思います。

お母さんに頼まれた、初めてのおつかい。

「やってみよう」でも、「できるかな・・・」
「やった!できた!」

等と、子供は、みいちゃんと一緒になって、
緊張や不安、あるいは、達成感や安心感を体験します。

一方で、読み手である私たち母親は、

「ちゃんと、買い物できるかな」
「無事に、戻ってくるかしら」

等と、お母さんの気持ちになって、
ハラハラ、ドキドキしながら読み進めることと思います。

私は特に、裏表紙の絵が印象的で、
赤ちゃんにミルクを飲ませているお母さんの横で、
絆創膏を貼ってもらったみいちゃんが、牛乳を飲んでいるシーンが好きでした。

発行から、約40年。
絶版されずに、親子二代、三代と読み継がれている作品です。

おじいちゃん、おばあちゃんも、
きっと目にされたり、読み聞かせされているかもしれません。

親子で一緒に、
あるいは、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に、おすすめの一冊です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

読み聞かせすることによって、
子供は、絵本の世界に入り込み、登場人物と同じ感情を経験します。

楽しい、嬉しい、悲しい、こわい等、様々な気持ちを持つことで、
それらの感情が分かるようになっていきます。

乳幼児期は、この体験、そして積み重ねが大切です。

「絵本」のある子育て、してみませんか?

前田 ちひろ

子育て絵本アドバイザー・絵本セラピスト。 6歳の男の子と11歳の女の子のママ。大学卒業後、金融機関を経て、出版・通信教育関連企業で12年間のフルタイム勤務。 仕事と子育ての両立をする中で、絵本の存在に大きく助けられたことを実感し、2014年、子育て絵本アドバイザーの資格を取得し独立。主に働くママを対象とした、「子育て絵本アドバイス講座」を開催している。