忙しいママが実践すべき時短料理のためのキッチンルール
子育てしながら、働きながら毎日の夕飯を作らなくてはいけないママは常に時間との勝負!時短料理を実現するには準備や段取りが肝になってくるもの。明日からすぐに心がけられるキッチンルールをご紹介します。
レシピは1週間分決めておく

料理が苦手なママの中には、「何を作ればいいかわからない」と頭を悩ます方も多いのでは? 冷蔵庫を開けてからレシピを決めるのでは時間がどうしてもかかってしまうし、材料が足りなかったということも起こりがち。そのため、時間があるときに1週間分のレシピをだいたい決めておけば、無駄な買い物も防げるし毎日メニューに悩む時間を短縮できます。
キッチンは片付いていますか?まずはスペースを確保しよう!

料理に時間がかかってしまう人に多いのはキッチンを有効活用できていないこと。そのため、以下のポイントでキッチンを片付けることがポイントです。
①よく使うキッチンツールをすぐに手にとれるところに置いておく
作りながら、「あれ、計量スプーンはどこだっけ?」と引き出しの中を探したりする時間もロスタイム。おたまや菜ばし、計量スプーンなどよく使うツールはすぐに取り出せるところに置きましょう。いざという時にさっと取り出せれば、時間の短縮になります。
②キッチンには十分なスペース(余白)はありますか?
これが何より重要なポイント。狭いキッチンでも、とにかく物を置きすぎずスペースを作ることを心がけてみてください。スペースというのは作業ができたり、さっと何かを置ける余白のこと。この余白を作ることが時短料理につながるポイントになります。
これは冷蔵庫の中も一緒。冷蔵庫の中が食材であふれていませんか?欲を言うなら冷蔵庫の1段は何も置かないというぐらいスペースを作ってみてください。このスペースに、例えば先に作っておいたサラダをしまう、炒め料理をしている間に野菜のおかずなどを冷やしておく、など何か他の料理を進めている間に冷やす工程が必要な料理をすぐに置けることが重要です。
料理は「下ごしらえ」「仕上げ」「後片付け」を同時進行する。

段取りを組み立てたりレシピの順番が覚えるのが苦手な人は、料理を材料を切る、肉に下味をつけるなどの「下ごしらえ」と煮る、焼く、盛り付けるなどの「仕上げ」と大きく分けて2工程に考えましょう。
まずはその日に使う材料を全て切ってバットなどに並べておくと、これから始まる料理の全体像を見渡すことができます。下ごしらえも、肉などを味付けしてしばらく置いておく間に野菜を切るなど「ながら」作業を意識することが重要です。
「仕上げ」中は後片付けのチャンス。料理を煮込んでいる間に洗い物をするなどあまり手をかけなくていい時間を見つければ、料理が終わった後に洗い物がたまっていたということもなくなります。
「焼く」は時短の基本。時には電子レンジをうまく使って。

焼く料理は時短料理の基本。材料が薄く切ってあるものであればすぐに調理することができます。また、煮込み料理でも材料を全て最初から鍋にかけていると時間がかかってしまうもの。そこであらかじめ電子レンジで調理してから煮込み料理をすると味もしみこみやすく、すぐに柔らかい煮込み料理ができます。野菜の種類や切り方にもよりますが、レンジ専用の蒸し器または耐熱容器に入れてレンジで3分〜5分、野菜が浸るまで水を入れた状態でかけると、煮込む時間も短縮されやわらかく仕上がります。
まとめ
いかがでしたか? まずはレシピを事前に考えて、思考と空間を整理すること。そしてすっきりとしたキッチンで、使う材料をすぐに切って並べてしまう、などまずは頭の中もすっきりとすることが重要。難しく考えることなく、身の回りや頭の整理からできる時短料理のルールを心がけてみてくださいね。