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3歳までが大事!子供の味覚の育み方①

こんにちは! 離乳食ブランド【bebemeshi】ディレクターの平沢朋子です。
皆さんもよくご存知かと思いますが、「三つ子の魂百まで」ということわざがあります。実は味覚もそれにもれず、3歳までにほぼ決まり、8歳までには確定すると言われています。そのため、特に3歳までにできるだけ多くの味覚を経験しておくことが大切なんです。
今回は味覚が発達していく仕組みについてお話させていただきます。子供の味覚発達のメカニズムを知ると納得できることがたくさんありますよ。

“味蕾”の数は赤ちゃんの頃がピーク!

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私たちの舌の表面には味蕾(みらい)という器官があり、ここで味をキャッチすると、味覚神経を介して脳に信号が送られて味を感知します。
味蕾は赤ちゃんがまだお腹の中にいる頃にできはじめ、生後3ヶ月くらいまで増え続けます。刺激物などですり減ってしまうので、大人になると減少し、30代〜40代頃には子ども時代の約1/3まで減ってしまいます。そのため、子供のほうが大人よりも味覚に敏感なんですね。

赤ちゃんは未熟だから薄味を好むのではなく、濃い味付けでは刺激が強すぎるからなんです。

また赤ちゃんも子供も、甘いものを好む傾向にあります。かぼちゃやサツマイモ、トウモロコシなど、野菜も甘いほうが好きですよね。もちろん、これにもちゃんと理由があるんです。

味覚のメカニズムで納得!

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“味”には「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」の基本味があり、
それぞれが信号のような役割を持っています。

■生きていくうえで不可欠な栄養素で本能的に好きな味
「甘味」=エネルギー源である炭水化物の存在を知らせる
「塩味」=ミネラル分の存在を知らせる
「旨味」=カラダを作るたんぱく質の存在を知らせる

■体を守るために避けるべき存在で経験によって好んでいく味
「酸味」=腐敗物の存在を知らせる
「苦味」=毒物の存在を知らせる

このように、味覚は生きていくために必要なものを識別する能力なんです。

母乳にも「甘味」「旨味」成分が含まれているので、生まれたばかりの赤ちゃんは美味しそうにゴクゴク飲みます。生きていくために必要だということが、本能的にわかっているからに他ならないですね。

赤ちゃんや子どもが好きな味は、生きるために必要な味なのですが、「酸味」と「苦味」は、何度も経験することで少しずつ慣れていく味なので、好きになるためには食経験を積むことが大切です。

味の情報量が少ない子どもは新しい味を「食べた事のない味、食べ慣れない味」=「嫌い、まずい」と判断して、好き嫌いが起こってしまいます。繰り返し多くの味を経験することで「見慣れたもの、食べ慣れたもの」=「好き!」に変化して、好き嫌いが少なくなるんです。

食経験を重ねることで、いろいろな味を受け入れるようになり、“味覚”が発達していきます。一度食べなかったからと言って嫌いと決めつけず、食経験による「学習」で好き嫌いを克服したいですね。

まとめ

味覚のメカニズムを知ると、赤ちゃんや子供がなぜ甘いものが好きなのか納得できます。でも、「酸味」と「苦味」も学習すれば克服できるんだ、と思うと、ピーマンも好きになってくれるかも? とちょっと期待も持てますよね!健康なカラダを作るためにはもちろん、脳の発育や病気をしにくい体質を作るにも好き嫌いしないことが何より大事なんです。
離乳食期から始めたい味覚の育み方。次回は、実際に何をすべきかなどを具体的に具体的にお話ができればと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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