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教えて海外在住ママ!海外子育て・教育事情【クアラルンプール編①】

国や文化が違えば、子育ての在り方も違って当然。子供の世話の仕方や教育方針、夫婦間での子育ての役割、女性の職場復帰など、ママプラ編集部が海外にお住まいのママレポーターたちに現地のリアルな子育て・教育事情を伺います。
「母とはこうであらねばならな」という無自覚の思い込みから解放されたり、日本では当たり前のことも海外から見ると恵まれた環境だと気付かされることもあるかもしれません。
子供に対する万国共通の願いに感じ入ることも!?

今回はクアラルンプールにお住まいのH@KLさんにインタビューしました。

H@KLさんの家族構成、子供と一緒にクアラルンプールにお住まいになった経緯を教えてください

子連れクアラルンプール

「日系企業に勤める夫、私、小学2年生の女の子、年長の男の子との4人暮らしです。
2011年6月頃に主人が務めている会社にてマレーシア駐在の内示をいただき、同年9月に主人のみ先行して来馬、私たち家族は追って12月に来馬しました」

渡航前にどのような準備をしましたか? 子供と一緒の海外生活に、不安なことはありましたか?

子連れクアラルンプール

「まず、インターネットで現地の情報収集を開始すると共に既に駐在している方の奥様をご紹介してもらいました。

渡航前に一番心配していたのは当時4か月の赤ちゃんだった息子の医療関係と翌年4月から幼稚園に入学を考えていた長女の入園先です。

また、渡航するまでに済ませておくべき家族全員の予防接種の種類を確認してスケジュールを立てたりもしました。
主人も私も海外生活は初めてのことで何も分からないところからのスタートでしたので、図々しいとは思いながらも紹介していただいた奥様に現地の生活情報やマレーシアでは手に入りにくいベビー用品などを細かく質問してはお答えいただきました。

現地で購入できるおむつの質までとにかく細かく(笑)みなさん、心配性の私の細かい質問に丁寧に答えていただいて、今でもそのご恩は忘れられません。
そうして情報収集をするにつれて、とくに不安な点はなくなっていき、私の場合はクアラルンプールで生活することが待ち遠しくなっていきました」

現地での子供と一緒の生活をイメージし、細かく下調べされたのですね。予想外の出来事はありましたか?

 子連れクアラルンプール

「事前にたくさんお話を聞いていたので、予想していなかったような困った出来事はほとんどありませんでした。
クアラルンプールは思っていたよりも都会だと感じましたね。ただ、予想されていた困った出来事は例外なく我が家にも起きました(笑)
新築なのに朝起きるとバスルームのロールカーテンが天井から外れて落下していたり、ビルトインのエアコンがすぐ効かなくなったり、水漏れしたり。始めの数か月は家のどこかしらをいつも修理していたような記憶があります。

また、日本では考えられないことなのですが、立派なスーパーでさえ平気で腐ったものを陳列してあったりします。
よく注意して選ばないと賞味期限が切れていたりも。
パッと手に取った野菜や果物を買うということがなくなり、これは大丈夫かしら?と常に気を配るようになりました。ここ数年で品質管理のレベルも上がってはきているようですが、日本の生活に慣れていると驚くようなことはたくさんあるかもしれません。

在庫管理も日本ほど綿密ではありません。
欲しいものが数日前まではあったのに完売してからは次にいつ入荷されるか分からない、といったことが普通にあります。
そんなことにも徐々に慣れていき、今では生活で困ったと思うことがあまりなくなりました。
決して状況が変わったわけではなく、私自身が小さなことに動じなくなったような気がします」

衛生面はいかがでしょうか。子供のおむつ替えなどどうされましたか?

子連れクアラルンプール

「衛生面について気になったのはお水とトイレについて。マレーシアの水道水は水質は悪くないとされていますが、建物の中の配管などがとても汚れているため蛇口から出るお水は濁っていると聞いていたので、主人に住まいを契約する際に浄水器はオーナーに必ずつけてもらうようにお願いしました。
実際こちらに来て浄水器をつけずに洗濯をしていると白いシャツが黄ばむのよ、とたくさんのお友達から聞くほどでした。

トイレ事情ですが、現在はショッピングモールにおいても清潔なベビールームなどができたり、クアラルンプールのトイレ事情がかなり改善されてきたので、そこまで心配する必要はなくなりました。

しかし、来馬当時はおむつ替えをする場所がなく外出する際は本当に困りました。
主人と出かける際は車の中でおむつ交換をしました。子供たちと私だけの場合は遠出をしないようにしたり、綺麗なトイレがある場所を頭にいれながら外出計画を立てたり。
今は子供たちも成長してそこまで困ることは少なくなりましたが、現在でも和式タイプのトイレしかないところや、洋式なのに便座がなかったり、というところももちろんあります。

ローカルの方はトイレ個室に設置されているホースのようなものを使って汚れを流すので(日本でいうとウォシュレット代わりのようなもの)いつも床やトイレがビショビショだったりもします」

海外に住むことに対して、子供たちはどのような反応でしたか?

子連れクアラルンプール

「息子は1歳未満ですから何も分からないまま連れてこられた感じです。

娘は当時3歳半で祖父母と離れて暮らすことをとても悲しんでいましたが、主人からスカイプで新しい住まいを見せてもらったり話を聞いたりする中で、徐々に心の準備が出来ていったようでした。
私自身は、娘の心の管理をしっかりしなくてはと気を張っていた為か、不安になる暇がありませんでした。

クアラルンプールに着いてからは、子供たちは新居がとても広かったことや住んでいるコンドミニアムにプールがあるということで大喜びでした。

到着してしばらくは、週末に主人と一緒に外出する以外は近所のスーパーへ行く程度で、あとは毎日プールに連れて行き遊ばせていました。
こちらの生活に慣れるまではなるべく子供が寝てから家事をするようにして、日中は子供たちと遊んだり長女の学習に付き合ったり極力子供たちと向き合うようにしていました。
日本での生活習慣もそのまま続けるようにしていました」

まとめ

初めての海外生活のために情報収集を念入りに行うことで事前の不安を解消されたH@KLさん。
来馬後は良い意味で諦めや割り切りをもって環境に順応していかれました。
新生活において、子供たちの心のケアに重点をおかれていたことも印象的です。

次回は語学習得など教育面について詳しく伺います。

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