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お金のプロが教える!お金が貯まるコツは「家計簿」にあり
お給料が上がっても、なぜか給料日前になると残高がほぼ底をついている、そんな経験はありませんか? 家族が増え、保険やローンなどで出費も増える分、その他の使い道を明確にしてくれるのが「家計簿」です。コツコツと家計簿をつけていく作業は面倒! そんなあなたも大丈夫。お金のプロ加藤様にお金が貯まる「家計簿」のコツを聞いてきました。

毎月5万円は行方不明の法則

その中で食費や日用品を購入しているのですが、実は何に使ったかわからない、という空白の5万円が現れます。
これは多少誤差がありともどのご家庭も家計簿をつけてみると起きる現象です。
朝のコーヒー代、小腹が空いたお菓子代、セールで買った子供服など、いわば衝動買いや無駄使いのジャンルです。しかも無意識というのがとても怖ろしい。ここに意識を持っていくと、使わずに済んだものがあるとすれば「マックス5万の貯金ができた」ということです。そう思うと、お金の行き場を明確にして少しだけ節約したいと思いませんか?
「面倒くさくない」家計簿のつけ方

特にレシートをとっておいて、それを毎日コツコツとつけていくのは面倒くさいという印象を持たれている人も多くいます。
そこでおススメなのが、携帯のアプリなどでレシートを簡単に読み込んで家計簿をつけていくもの。
これなら、買い物と同時に家計簿を記録していくことができるので、外出時でも気軽に利用できます。ランチで美味しいものや可愛いスイーツを写真とるような感じで、レシートを写真にとるだけでお金が貯まるなら、いいですよね!
将来の目標をもつとやる気もアップ

貯金というのは、漠然と「お金を貯めたい」ではなかなか貯まりません。やはり目標をもつことも大切なことだと思います。しかも!子育てをしているご家庭は、この「目標」がとても立てやすい。
というのも子供が大学を卒業するまでは「学費」が必要です。
以前お話しした「2万円で私立大学へ行く方法」 でもご紹介しましたが、目標と期間で月々の貯金額が変わるので将来設計がしやすいといっても過言ではありません。
それに加え、毎月の旅行や留学、親の介護など、もしもの時に使えるお金も用意したいとなるとさらなる貯蓄が必要です。毎日の家計簿が、実は将来の家計に大きく関わってくるので、あとでお金に困らないよう今から目標を立て無駄の少ないお金の使い方を選んでくださいね。
(文・森 初世)
取材協力
加藤寛貴
あんしんFPパートナー株式会社
AFP (日本FP協会認定)
2級ファイナンシャルプランニング技能士
子育てマネーアドバイザー
提供元:camily(キャミリー)