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私らしい、これからの働き方を実現するために必要な視点とは?【イベントレポート後編】

「ママも子もHAPPYになりますように!」がコンセプトである日本テレビの子育て支援プロジェクト【ママモコモ】と、ママプラ編集部の共催イベント、【取り残される日本の教育 ~未来を育む子供達が身に着けるべきチカラ~】が開催されました。

第1部では尾木ママと相馬円香さんに、これからの教育の在り方や親の心構えについてお話いただきました。第1部レポートはコチラ

第2部は、【働くママ トークセッション】。働き方改革推進企業である全日本空輸株式会社にお勤めで2児のママでもある角亜紀子さん(人財戦略室人事部 ダイバーシティ&インクルージョン推進室)をゲストにお迎えし、これからの働き方について考えました。

女性の力は、日本最大の潜在力!

政府は女性の力を【我が国最大の潜在力である】とし、女性の積極的な社会進出を推奨しています。もちろん、仕事と育児を両立する働くママも例外ではありません。一口に“働くママ”と言っても、その働き方は様々です。時短勤務で90名ものスタッフをマネジメントする係長、ドールハウスやミニチュア作品をオンラインショップで販売する作家ママ、デコ寿司講師として起業したママ、子連れ出勤と在宅リモートワークを実践しているママなどママプラでもこれまで様々な働くママをご紹介してきました。

政府の後押しもあり、女性たちは産後も活躍の場を広げています。しかし、仕事と家庭の両立やモチベーションの維持について悩みを抱えているママが多いのも事実。職場や家庭など“働くママ”をとりまく周囲の人々も、試行錯誤されているのではないでしょうか。

トークセッションでは、働き方改革の先進企業である全日本空輸株式会社以下ANAでどのような取り組みが行われているのかANAで働くママが両立において大切にしていることは何なのかをうかがいました。

社員の成長と豊かさの実感の両立を推進

ANAは、「一人ひとりのワークとライフの調和を図り、社員の成長と豊かさの実感の両立を推進します。」と宣言しています。

「社員を宝とし、一人ひとりの成長があってこそ企業の成長がある」という考え方があるそうです。そのため、働きやすい環境を作ることや、働きがいを持って働けるようすることを非常に大切にしているのだとか。フレックスタイムやテレワーク制度も導入されており、短時間勤務も複数の勤務時間の中から選択でき、適用期間を小学校3年生までとするなど、働くママにとっても嬉しい制度が整っています。

また、働きやすさだけではなく、社員の成長をサポートする体制も充実しています。

社員を宝としてとらえるとても素晴らしいですね。人間として人を育てていくために、特徴的な制度があるとうかがったのですが……。

「はい。ご紹介したいのは『わくわく休職制度』です。ライフとワークの充実となると、みなさん日々の生活の中で仕事をしながら自己研鑽に励む方も多いでしょうが、海外留学や大学への編入など、仕事を続けながら専門的に学ぶことが難しい環境もあると思います。弊社の『わくわく休職制度』では、仕事を一度休職して、語学の勉強や留学、ボランティアや福祉に携わるといったことを認めております。仕事を一旦離れて違う経験を積み、新しいスキルを蓄えた上で、また会社に戻ってきて還元してくれると考えておりますし、個人の成長が会社の成長に繋がると考えています。」

▲社員は宝。角さんが所属する部署の名称が『人材』ではなく『人財戦略室』であるのも、そのスタンスの表れ。

社会に出て始めて、自分に足りない知識やスキルが明確になったり、年齢を重ねてライフステージが変わったからこそ本当に興味のある世界に巡り合えたということも多いと思います。幾つになっても成長の機会が得られるのは本当に嬉しいですよね。人間としての深みを増したり、幅を広げることのできる素晴らしい制度です。

ワークとライフの調和を図るチームビルディング

ANAさんの場合、365日たくさんのフライトを運行されているわけですが、それを滞りなくされるには多くのスタッフの方が一丸とならないといけませんよね?

「そうですね。やはり飛行機を1機飛ばすためには、本当にいろんな役割を持った人が集まります。みながそれぞれの役割を担ってはじめて飛ばすことができるので。やっぱりチームを意識しながら仕事をすることはすごく大事です。周りとのコミュニケーションやチームビルディングが非常に大事だと考えています。」
「職場のチームビルディングだけでなく、家庭でのチームビルディング役割分担やコミュニケーションもすごく大事だと思います。弊社では客室乗務員が約7000名いますが、うち1割が育児休職を取得している状況です。復職にあたっても、やはり客室乗務員ならではの働き方があります。早朝に出勤しなければならなかったり、宿泊を伴うこともありますので、家族に理解してもらうことがすごく大事なのですね。『復職セミナー』には、お子さまや旦那さまなどご家族も一緒に連れてきていただいています。」

角さんご自身は、家庭と仕事の両立について工夫されていることはありますか  

「会社の中で家族も参加できるイベントがあるので、連れて行っています。娘は『仕事に行く』ということがどういうことなのか漠然としてわからなかったようなのですが、そういう場に来て職場を見たことで少しはイメージできたみたいで、すごく良かったです。」
「逆に職場のメンバーも娘に会い、その後も職場で「○○ちゃん元気?」、「風邪引いたって聞いたけど大丈夫かな?」などと声をかけてくださるので、すごくありがたいですね。」

ワークとライフの調和を図り、どちらも円滑にすすめるためには、家族に自分の仕事を理解してもらうことと同時に、自分がどのような環境にあるか仕事仲間に知ってもらうことも大事なんですね。

▲角さんのトークは終始和やかな雰囲気。進行のママプラ編集部・佐藤もつい笑顔に。瞬時に人を巻き込めるのは、ANAで日頃培われたチームビルディング力の賜物。

まとめ

内閣府によるとワークライフバランスとは、『一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できること』と定義されています。これは「望む生き方ができる社会の実現」とも言えます。

ワークとライフの調和を図り、どちらも円滑にすすめるためには、家族に自分の仕事を理解してもらうことと同時に、自分がどのような環境にあるか仕事仲間に知ってもらうことも大事なんですね。

ママプラ編集部

ママプラ編集部は全員ママとパパ。子供たちと過ごす日常をより面白くしたいと日々考えています。

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