みなさん、グリルを使った料理はされていますか?使ったら毎回掃除するのが理想、でも毎回掃除していても匂いや汚れがたまってしまうのが難しいところ。。。
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頑固な汚れにさようなら!グリルのお掃除方法まとめ
グリルの掃除頻度はどれくらいですか?
最近のグリル機能は進化していて、ただお魚を焼くだけではなく、ピザも焼けるしパンも焼けてとても便利ですよね。その分いろいろ使っているけど、油はねや焦げなどコンロの中をお掃除する頻度が上がって、お困りの方も多いのでは?食品を扱うグリルだからこそ、身体に害のない方法でお掃除ができる方法をいくつかご紹介しましょう。
IHのグリルなら「お掃除モード」で解決?
▶お掃除機能を活用してみよう
グリルには、“お手入れ”機能がついた機種もあります。これは、庫内の油を水と二酸化炭素に分けて油を焼ききるものです。こうすることで焦げ付き油の掃除が楽になり、お手入れ機能が終わったあと、庫内を軽くふき取ればその日のお掃除が完了!とても安全かつ簡単ですね!
▶IH消しゴムを使ってみる
ガラスでコーティングされているITコンロの場合、こすり洗いをすることで傷が付いたら大変。そんな時、消しゴムタイプの研磨剤がおすすめです。ウレタン研磨成分によって、「ここの汚れが気になる」と思う箇所をゴシゴシ擦るだけでみるみる汚れを落とすことができます。
▼IHの詳しいお掃除方法については、以下の記事も参考にしてくださいね。
放置しすぎた汚れは一筋縄には綺麗になりません。また、ガスコンロ派でお掃除機能も消しゴムも使えない方は、次から紹介する方法をぜひ参考になさってください!
軽度の汚れには片栗粉などが便利!
まだ頑固な汚れになっていない軽度なものには、片栗粉でのお手入れがおすすめです。グリルの受け皿に、水(カップ1杯)片栗粉(大さじ4杯)を混ぜたものを流し込み、調理後固まったらはがすだけなんです!あとは中性洗剤をしみこませた布やスポンジでふき取ればOK!軽度の汚れであればこれで綺麗になりますよ。他にも、比較的手軽にお掃除できる方法を紹介します。
▶メラミンスポンジがかなり優秀
代表格は“激落ちくん”です。最近では同等の素材のものが100円ショップでも手に入るようになりました。必要な箇所をカッターで切り落とし、部分的にきれいにしたい場所、洗剤を使いたくない場所をこするだけ。少し水をしみこませて使えば、さらに汚れが落ちやすくなります。中程度の汚れはこれでOK!
▶セスキスプレーも大活躍!
基本的に重曹の使い方によく似ていますが、セスキスプレーを噴射したキッチンペーパーを庫内の汚れの気になる箇所にパックするように貼り付けます。そして10分ほど放置したあと、きれいにふきとるだけ。庫内のパック中は、他の場所のお掃除の時間に費やせるし、放置することがメインになるのでお掃除の苦手な人でもできる万能アイテムです。
▶何ならあわせ技!落ちないときはスポンジ+セスキで!
セスキスプレーを含ませたキッチンペーパーで庫内をパックし、ふき取りはしたけど少し汚れが残っている時は、スポンジ+セスキスプレーの合わせ技がおすすめです。メラミンスポンジで汚れを拭き取っていくと、満足のいくきれいさになるかも!
酷すぎる油汚れを綺麗にするのは、なかなか難しいもの。本来であれば使用するたびに毎回お掃除すればこびりついた汚れになりにくくなります。ここでポイントなのが、使用したあと比較的庫内の温度が高いうちにセスキを振りかけておくこと。
油分は熱によって溶け出し、その温度目安は50度以上。温度が下がれば下がるほど油分が固まりお掃除しづらくなります。だからといって高温の庫内に手を入れるのはとても危険!触れる程度まで様子を見て、噴射しましょう。
▼セスキ炭酸ソーダの活用例は次のリンクも参考にしてみてくださいね。
重度の汚れや油の匂いは重曹で
【重曹ペーストの作り方/使い方】
重曹1:水2~3の割合でペースト状にこねます。汚れの気になる箇所に塗っていき、必要であればブラシで軽くこする。
ペーストが面倒な方は、粉のままの重曹を振りかけて、水を含ませたスポンジで擦り洗いをしてもOKです。
重曹1:水2~3の割合でペースト状にこねます。汚れの気になる箇所に塗っていき、必要であればブラシで軽くこする。
ペーストが面倒な方は、粉のままの重曹を振りかけて、水を含ませたスポンジで擦り洗いをしてもOKです。
▶重曹ペーストでも落ちない頑固な汚れにはクレンザーを
【重曹クレンザーの作り方/使い方】
洗濯石鹸(粉タイプ):重曹を1:4で混ぜ、そこに酢を大さじ1加えて発泡させながら混ぜ合わせてでき上がり。
洗濯石鹸(粉タイプ):重曹を1:4で混ぜ、そこに酢を大さじ1加えて発泡させながら混ぜ合わせてでき上がり。
これを頑固な汚れに塗り、15分ほど放置したあと、スポンジで軽くふき取るように掃除していきます。
どの方法も、重曹を使うことで環境にもやさしく、気になる庫内の匂いに対して消臭効果も期待できます。
魚焼きグリルの網掃除はどうしたらいいの?
グリルの網はコーティング加工してあるので、油を使ったあとはたわしでゴシゴシこすらないようにしたいものです。
先ほど紹介した重曹ペーストを焦げてしまった箇所や、油汚れのきになる箇所に塗って15分から20分放置したあと洗い流すか、油が溶け出すことを期待しながら熱湯につけてみましょう。ゴシゴシ力強く洗うのは最終手段!できるだけコーティングをはがさないように油汚れを浮き出させる方法を利用したほうが網が長持ちします。
また、セスキスプレーを吹きかけてしばらく放置しておくと、油汚れを浮かせてくれます。落ちやすくなった汚れは、いらない布で拭き取ればOKです。
庫内の細かいところは身近な道具で
▶歯ブラシを使おう
このような掃除の場面で大活躍するのが使い古しの歯ブラシ。目の細かい箇所をこの繊細なブラシが入りこんできれいにしてくれるので、重曹を使ったお掃除にも大活躍です。
▶割り箸も使い方によってはお掃除アイテムに
割り箸に布やキッチンペーパーなどを巻きつけて輪ゴムでとめたものも、庫内の手が届かない場所を掃除するにはぴったり。何個か作っておきたいものですね。
汚れのこびりつきを防ぐには?
▶やっぱり使ったら洗うが基本!
キッチン用品は使えば使うほど汚れは増していきます。また時間のある時にやろうとためていけばいくほどお掃除が大変になります。さまざまな裏技を駆使してきれいにできたとしても、時間と手間がかかってしまうもの。最近のグリルは、網、受け皿など取り外しも簡単なので、できれば使ったら洗う!を心がけましょう。
▶お酢が予防線になる
調理するお魚にお酢を軽く塗ったり、網に薄くお酢を振りかけたりすることで熱凝着が回避できてお掃除が楽になります。焼きながら「このあとのお掃除が面倒!」だとうんざりすることが減るかもしれませんよ。
▶魚を焼く場合は水分をしっかりとって
簡単な方法ですが焼く前にお魚の水分をしっかり取ってから焼きましょう。特に塩など振りかけたり、冷凍していた場合など表面に水分が付いている状態では焦げ付きのもとになります。
グリルをきれいに保っておいしい料理を
いかがでしたか?グリルのお掃除は少し面倒ではありますが、グリルそのものはとても万能。きれいなグリルを使えば、毎日のお料理も幅が広がり、楽しくなりますよね!ぜひ、参考になさってくださいね♩
▼お家をピカピカに!知って得する掃除のアレコレ