【片付け収納アドバイザー】持ち帰った子どもの作品・学用品はどうする!?イライラしないための整理術
小学生の息子がいる我が家、夏休みは何かとリビングが雑多になりがちです。散らかるリビングと猛暑でイライラが倍増している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に朗報です!本日は夏休みでもママがイライラしない、子どもの作品・学用品の片付け収納ポイントを伝授いたします。
①持ち帰ったら分ける

小学校低学年の息子を持つ我が家を例にしてお話します。
夏休みは普段学校で使っている学用品を持ち帰ってきます。長い夏休み中使用することはなく新学期にすぐに使うモノは、普段使うモノとは分けて管理します。
流動性のある一時持ち帰り品は、使わない時は折りたたんで収納できる段ボール製の蓋付きボックスを利用して収納します。そのまま入れるのではなく、新学期にはすぐに使える状態にメンテナンスをしてから収納しておくと慌てずにすみます。
おすすめは、写真のバンカーズボックス。本来書類を保管するための段ボールなのですが丈夫で見た目も良いので気に入っています。
ランドセルも同様で、使わない場合は、普段使いとは別の場所で保管するだけで、スペースが広がり小さな子どもでも収納を使いこなすことができます。
②作品は子どもと一緒に判断を

子どもの作品は、ママのお悩みナンバーワンというくらい相談が多い箇所です。
ママだけで要不要の判断をしている場合が多いですが、作品の所有者は子どもです。未就学児のうちから要不要の判断を自身で行うことが、今後片付けられるようになるかどうかのカギになってきます。
子どもが「全部取っておく」と言うこともあるでしょう。
最初はそれで構いません。取っておく作品の中で子どもに順位を付けてもらいます。「どれが一番気に入っているの?」「好きな作品はどれ?」などというように。「捨てるモノはないの?」はNGワードです。
③お気に入りの作品は飾ってあげよう

ある程度お気に入りの作品を選んだら、うんとほめてあげましょう。さらにその作品を「上手に出来たから飾っておこうね」とフレームに入れて飾ってあげると、子どもの満足感が増します。小さな子どもの作品はフレームに入れるだけでまるでアート!子どもの成長はあっという間です。この時期を親子で楽しむためにも、作品をアート化することをぜひおすすめします。注意すべき点は、「なんでもかんでも飾らないこと」「飾るのは3つまで」、「範囲を子どもと一緒に決めておくこと」です。そうしないと家中作品だらけになってしまいます。
④無理して捨てなくていい

始めは捨てるモノは少ないかもしれません。そんな時は思い出ボックスを活用します。蓋することができる箱などを利用しこの中に入るだけは取って置いていいよ、でもここから溢れたら整理整頓するなどと最初にルールを決めます。
期が変わるタイミングで箱の中を開けて要不要の判断をする。この繰り返しで思い出ボックスが魔窟状態になるのを防げます。思い出もしっかり管理する必要があります。
捨てるモノを探そうとするから頑なに拒否をするのかも知れません。でもどれが一番いいモノなのかを探す作業はとてもポジティブ。それがフレームで飾られるならば今まで嫌々だった片付け作業も協力的になるかもしれません。
⑤手放す時のひと工夫

捨てるかどうか決められない時は、思い出ボックスを活用します。蓋ができる箱などを用意し、「この中に入るだけは取って置いていいけれど、ここから溢れたら整理整頓しよう」と最初にルールを決めます。
タイミングを決めて、箱の中を開けて要不要の判断をする。この繰り返しで思い出ボックスが魔窟状態になるのを防げます。思い出もしっかり管理する必要があります。
捨てるモノを探そうとするから頑なに拒否をするのかも知れません。でもどれが一番いいモノなのかを探す作業はとてもポジティブ。それがフレームで飾られるなら、今まで嫌々だった片付け作業にも協力的になるかもしれません。
⑥本当の片付け収納の概念考え方とは

片付けは要不要の判断の繰り返しです。
未就学児のうちは親の手が必要ですが、繰り返し取捨選択をすることで小学生になる頃には上手に選べるようになってきます。
自分で決定して選び取る技術は、人生においても重要です。そして自分で決定することで納得するので、人に指図されるよりはるかに実行力が増します。
自分で決めた目標は達成しやすいのです。
片付け収納の手法で子どもの自立を促すことができるのなら、積極的にかかわってあげようと思うのではないでしょうか。
そのためにはちゃんと行動を起こせるような仕組み作りが不可欠になってきます。
まとめ
片付け収納の技術は、単に見て満足する美しい収納だけに終わりません。プロセスこそ子育てに役立ちます。そして片付け収納の仕組みを整えれば、ママの時短にもつながります。
こんな良いことないと思いませんか?
片付け収納は、整えて終わりではありません。片付けていた時間で何をしたいのか、家族がどうなったらうれしいのか。あなたのワークライフバランス改革は家を整えることから始まるかもしれません