【アンガーマネジメントでハッピーママ⑥】自信をなくしたらこれ!
こんにちは、アンガーマネジメントコンサルタントの川嵜です。
アンガーマネジメントは、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングですが、腹が立ったときだけでなく、自信をなくしたときや不安なときにも使うことができます。
今回は、そのようなときに有効なテクニックを紹介します。
「私ってダメママかもしれない」と思ったら

たとえば、子育てで、「あ~、私ってダメママかもしれない」と思ったとき。
人間関係や、そのほかのことで、「は~」と、落ち込むような出来事があったとき。
すっかり自信を失い、心が折れてしまいそう。
「また、失敗するのではないか」と思えてきたとき。
そんなときには、「サクセスログ」というテクニックを使い、自信を取り戻してください。
「サクセスログ」は、自分が出来たことを、書き出す方法です。
どんな些細なことでもよいので、自分が出来ていること、うまくいったことを、紙やノート、スマホのメモ帳などに書いてみてください。
自分にとっては当たり前でも、人はできないこともある

たとえば、朝起きた、身支度を整えた、子供にご飯を食べさせた、などです。
自分にとっては当たり前、普通だと思えることでも、世の中の人みんなが出来ているわけではありません。ほかの人にとっては難しいこと、出来ないこともたくさんあります。
出来なかったことだけでなく、「出来たこと」にも目を向けることで、自分を肯定し、再び前に進めるようになります。
いろいろ考えていて不安になったとき

さらに、先のことなどを考えて、不安になったときは、「セルフストーリー(未来予想図)」というテクニックがお勧めです。
これは、理想とする自分の未来を決め、「自分を主人公とする物語」を描いて、その実現を目指すというものです。
たとえば、「子育てが少し楽になったら、何か資格の勉強を始める。いつ資格を取得し、その後は、こういうことをして、楽しく過ごしている」などという未来像です。
漠然と不安になるよりも、どんな資格がいいかなと考えたり、子育てママで資格を勉強している人の情報を集めたりしているうちに、だんだんその未来像に近づいていくはずです。
さらに、何か心配事があっても、「こういう場合はこうする」という解決策をあらかじめ考え、書いておけば、「たとえそうなっても大丈夫」という自信につながります。
まとめ
私ってダメかもと自信を失ったり、いろいろ考えて不安になったりすることは、誰にでもあることです。
そんなときには、「サクセスログ」と「セルフストーリー(未来予想図)」を試してみてくださいね。