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プレパパ必見!カン違いしないための産後ママサポート

ママが出産して無事退院。さぁ俺だっておむつ替え、沐浴、ミルクどんどんやるぜ!と張り切っているパパも多いのではないでしょうか?
でも、それって何のため?産後サポートは子どもの世話だけではありません。
今回は、パパだからこそできる産後ママサポートについてお伝えします。

産後こそ大事にしなくちゃいけない、夫婦カンケイ

ママのゴキゲントリではなく、子どもサポートのためのママケア

育児と言うと「子どもの抱っこ」「おむつ替え」「沐浴」「ミルク」など、子どもに対しての世話をイメージする人も多いでしょう。
それがさらに進化して、「ママの笑顔のため」に家事育児をしていると言うパパさんもいるかもしれません。

しかし、もう一歩深掘りしないと本来の「なぜパパが育児するのか」が見えてこないのです。

パパが育児をするのは、ママのゴキゲンを取るためでも、子どものおむつを替えるためでもありません。

子どもを万全の体制でケアするため。なはずなのです。

ワンオペ育児、孤育ての恐怖

こんなデータがあります。

【他殺による死亡者数の推移】



参照グラフ:厚生労働省『人口動態統計』 作成者:舞田敏彦 氏
参照元:http://tmaita77.blogspot.jp/2014/11/blog-post_29.html

実は他殺による死亡者数は0歳児が圧倒的に多い。そして手をかけてしまうのは母親が多いのです。
大きな原因としては「孤育て」があると言われています。

実際にわが家でも大変だった時がありました。産後1ヶ月の頃、僕が3日間出張になったのです。その3日間だけで妻は、生気を抜かれたようにグッタリしてしまいました。
夜も眠れない。何かあった時にどう対処していいかわからない。コミュニケーションのとれない、泣き続ける子どもと二人きりで過ごすことへの不安。
そばに大人がもう一人いると、これらの不安や問題を半減させることができるんです。

パパが子どもの世話をすることは、子どもとのスキンシップやコミュニケーションだけではなく、次の2つのような意味もあるのです。

①パパの育児スキルアップはママに心身回復のゆとりを生み出す

親が心身共にゆとりがある、と言うのは子育てをする上ではとても大切です。パパが安心してママに子どもを預けていられるように、ママも安心してパパに子どもを預けられるようになる。
それができれば、夫婦交代で心身回復の時間を設けることができるのですから。

②おむつ替え、ミルク、抱っこ、全ての日常育児は夫婦コミュニケーションのネタになる

この時期は子どもの成長や、不安について夫婦で話すのが何より楽しい時期でもあります。
うんちの色を見て、「白っぽいね」とか「柔らかいね」と言ったり、ミルクの飲みっぷりについてだってなんだっていい。
子どもの世話を日常的に行っているからこそわかる小さな小さな変化について、共有しあうのって本当に楽しいものです。

ママが日常的な育児をメインで担っているケースは多いと思います。
そんなママのケアが結果的には、子どものケアに返っていく。そして、パパ自身もママのケアについて思い詰め過ぎたり、頑張りすぎないことも大切です。

家事育児がまわるための仕組みづくりこそパパの役割

ママの視線は子ども一直線!じゃあ、パパの視線はどこを見るべき?

産後のママは当然子どものことで頭がいっぱい。そして育児に積極的なパパほど、パパ自身も子どものことで頭がいっぱいになってしまいがちです。
でも、パパが持っているアドバンテージって、一歩引いた目線で全体を見渡すことができることなんです。

せっかく夫婦2人いるのに、一緒に同じことでアワアワしていても仕方がない。
パパは少し冷静に、少し先を見通して、準備を整えるようにしてみましょう。

自分がいない間、すこしでも安心してママが子どもの世話に集中できる仕組みをつくろう

ずーっと二人体制で子育てできればいいのかもしれませんが、実際にはそうもいかないですよね。
だからパパは自分がいない間に、ママの負担を少しでも軽減できる仕組みをつくることが大切です。

チーム化のプロマネを引き受けるべし


そのためにパパにお勧めなのは、家事育児をチーム化し、そのプロマネを担うこと。
チーム化とは、義父母や兄弟などの親戚、ファミサポや家事代行などの外部サービス、友人・知人などにサポートしてもらうこと。
プロマネを担うとは、スケジュール調整や連絡のやり取りをしたり、ママからのニーズやわが家の状況を伝えるなど、情報のシェアを行うことです。
睡眠不足で、身体もまだまだダメージを受けた状態の産後の時期、子どもの面倒を見ながらこれらをマネジメントするのは、ものすごく大変です。
LINEやメールをうまく活用しながら、外部とのやり取りの窓口になりましょう。

わが家では産じょくヘルプとして、友人に産後のサポートをしてもらいました。
快く協力を申し出て下さった総勢約30人の面々とのやり取りを、「Google Drive」を活用して僕が一手に担いました。
今でも当時協力してくれたたくさんの友人への感謝は忘れられません。
また、それを通して妻と共通の友人が一気に増えたのも良かったです。

まとめ

産後ママのサポートは、

■夫婦カンケイ
■育児チームのプロマネ

がポイントになります。パパはママと同じようにできなくたって構わないんです。おむつ替えがヘタだったり、ミルク作りに多少手間取ったってできればいい。
それよりは一歩引いた目線で家族のケアについて見渡すことが、結果的にママだけでなく、子どもやパパ自身のケアにもつながっていくのです。

三木智有

NPO法人tadaima!代表理事 子育て家庭のモヨウ替えコンサルタント 日本で唯一の家事シェア研究家として、内閣府「男性の暮らし方・意識の変革に関する専門調査会」委員も務める。 フリーでインテリアコーディネーターの仕事を請け負うかたわら、男性の暮らし方を変えていきたいとNPO法人tadaima!を設立。 ”10年後、20年後も「ただいま!」って帰りたくなる家庭にしよう!” をスローガンに、家族の家事シェアを当たり前にする活動を行っています。 子育てを終えて、働くことも終えた後、男性の居場所は本当に家庭にあるのか? 家事シェアは、実はママをサポートするだけでなく、パパがパパであることを終えた時に、自分自身の居場所を築いていくコミュニケーションでもあります。 だからこそ、男性に家事に取り組むことの大切さを知ってもらいたいと日々活動をしています。