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【 まりげ 】第36話:小学一年生で児童館を辞めた理由
こんにちは、まりげです。
小学校に入学してから、両親が共働きだったこともあり児童館に通い始めました。
当時小学六年生だった兄は優等生で、同じ児童館に休むことなく通い続けていました。
( 図書室で漫画や昆虫の本を読むのが好きだったそうです)
一方わたしはというと、児童館に通いはじめて三ヶ月ほどが経った頃、ある出来事がきっかけで児童館へ行くことを辞めたのです。



まとめ
児童館からの帰り道、まだ幼かったわたしの頭の中にはたくさんの【?】が浮かびました。
みんなが喜ぶことをしてどうしてそんなに怒られるの?
内緒だよって言ったのに先生が約束を破るのはいいの?
ここにわたしはずっと通わなければいけないの?
今ならこうやって言葉にできることも、その当時6歳だったわたしにはうまく伝えるすべも無くただただ暗い気持ちを抱えたまま帰宅しました。
そんなわたしの不安を知ってか知らずか父はこう言いました。
「そんなとこやめちまえ。友だちにアイス配ったら喜ぶと思ったから配ったんだべ?別にいいじゃねぇか。そんな無理して行くほどのとこじゃねぇべさ。」( 父は離島出身だったので本心を語るときは方言混じりだった )
そのあと母からも「児童館の規則をやぶってしまったのはよくなかったね。でもあなたが辞めたいと思うのなら辞めてもいいのよ」と言われ、わたしは児童館を辞めて鍵っ子生活をスタートさせたのでした。
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