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【働くママ・トレンダーズ株式会社】働き方を自ら提案したママに学ぶ柔軟さ

産後、職場復帰する女性が増えています。育児と仕事の両立には悩みが尽きませんが、バランス良く両立している働くママがいるのも事実。今回は、トレンダーズ株式会社でリモートワーク・現在フルタイムで働く大西香織さん(29歳)にお話を伺いました。ライフプランをガチガチに描くのではなく、目の前の状況を柔軟な発想で受け止め、道を切り拓いていく彼女のスタイルに迫ります。

「ライフイベントがあっても必要とされて戻ってこられるような人材でありたかった」

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現在、働くママとしてリモートワークで活躍する大西香織さん。

2009年に新卒でトレンダーズ株式会社に入社。食品、家電、飲料などの大手メーカーの営業とプランニングを担当。3年目にはマネージャー職に抜擢され、それ以降はマネージャー職から外れることはなく、2~6人のチームを束ねてきたのだそう。4年目には志願して新規事業の販促責任者に就任し、着実にキャリアを積みました。

今年29歳になり、入社7年目を迎えます。恵比寿にある東京本社で5年間勤務した後、産後は旦那さんが勤める兵庫県神戸市に拠点を移しています。同時に、リモートワークで働きはじめました。

――就職活動の際にトレンダーズ株式会社を選んだ理由を教えてください。

「就職活動の際は、今後伸びるベンチャー企業であること、企画営業ができることを軸に企業を見ていました。ビジネスの最前線で働きたかった。世の中を広く見てビジネスを知るために“成長の速さ”を求めました」。

――気になるのは、就職活動の時から産後も仕事を続けるキャリアビジョンを描いていたのか、という点です。

「ライフステージについてはイメージができていなかったけれど、結婚しても仕事をしたいという思いはありました。ライフイベントがあっても必要とされて戻ってこられるような人材でありたかった。30歳までにはビジネスマンとして必要なものを確立していたい、早いうちからビジネススキルを身に付けておきたいとは考えていましたね」

入社時の希望どおり、当時30人未満だったトレンダーズ株式会社は7年のうちに100人の従業員を抱えるまでに拡大、現在も成長の渦中にあります。大西さんは企業に求めた“成長の速さ”を自身にも課し、早くからビジネスパーソンとして確立。ライフイベントを迎えた頃には会社から求められる人材に、しっかりと成長を遂げていました。

残業ができなくなったことで「時間内で成果を出せる働き方を模索できたらと思いました」

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わずか3年目にはマネージャー職に就任。プレイヤーからマネージャーに立場が変わることで人並みに苦労はありました。

人に仕事を任せることに慣れるまでは、ひとりで業務を抱え込んでしまうことも。当初は個人の育成に集中することで目標を疎かにしてしまい、本末転倒になることもあったと言います。
それでも彼女は社内外にメンターを見つけ、確実に成長の糧に変えていきます。

――悩んだときにはどう乗り越えましたか?

「当社の代表岡本に都度、相談をしていました。マンツーマンで毎週テーマを設けて、半年ほど見てもらいましたね。知人にもケーススタディーとして相談することで、より広い見方ができるようになりました」

妊娠が判明したのは入社6年目のこと。

「計画はしていなかったんですが、嬉しかったです。迷いはありませんでした」

会社の定時は9時~18時ですが、実際には残業するという毎日。バリバリと仕事をこなす、キャリアウーマン然とした働き方をしていました。

それまで生活のすべてだった仕事。妊娠・出産が決まると、その一線から離れてしまうことになります。それでも変化を憂うことはなく、ナチュラルに受け入れ、可能性だけに焦点をあてます。

「いい機会なので、時間内で成果出せる働き方を模索できたらと思いました」

働くママへの2つのアドバイス「自分の中で幅を狭めないこと、環境を作るために努力を惜しまないこと」

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産休に入ることが決まってから残された期間は7か月。

――引き継ぎの際に気をつけたことはありますか?

「お客様とのやり取りには必ずメンバーを巻き込んで、自分がいなくてもいい仕組みを作りました。
 また、仕事を共有化する際に心掛けたことは“あえてのアナログ化”です。効率化だけではなく、人に会いに行くことでリアルのコミュニケーションを重視しました。持っている情報については書類に残らないような細部までもフィードバックをするように変えました」

結婚が決まったあとは、関西に拠点を移すこともすぐに決めました。
トレンダーズに関西支社はありませんでしたが、会社を辞めるという選択肢は「考えませんでした」と振り返る大西さん。
自身が関西で働く環境を作るために業務や雇用形態を提案し、リモートワークで奮闘する現在に至ります。

――リモートワークという働き方で大切だと思うポイントはありますか?

「会社から離れて仕事をするので、みんなにはリモートワークの私の姿が見えません。その分、レスを早くし、共有事項は徹底しています。会社に出社しているときは現在ほどコミュニケーションを重んじていませんでしたが、自分の中で情報を止めず、より細かく共有するようにしています」

――大西さんの経験から、働くママへのアドバイスをお願いします。

「ひとつは、自分の中で幅を狭くしないようにするということです。結婚しても、ママになっても、時間的制約はあっても状況はそう変わらないと思っています。もうひとつは、こういうふうに働きたいというビジョンがあるのならば、環境を作るために努力を惜しまないことですね」

リモートワーク・定時退社の実情が見える、1日のスケジュール

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5:30~6:00 起床
「子供も起きてしまいます。朝ご飯を食べさせた後は洗濯物をたたんだり、掃除機をかけたり。子供も一緒に手伝いながら散らかしてくれます」

8:15 子供を保育園に送り出し(旦那さん)
「子供の送り出しは夫、お迎えは私、というのが我が家のルールです」

8:30~12:00 事務作業を終わらせ次第、移動

13:00~16:00 クライアント先で打合せ

18:00 保育園にお迎え

18:30 夕飯

19:30 お風呂に入れて、子供と遊ぶ

20:30 寝かしつけ

21:00~23:00 家事、自分の時間
「後片付けなど家事をします。メールチェックや仕事の準備をすることもあれば、ゆっくりすることもあります」

23:00~23:30 就寝

自分が早く起きると、子供も起きてしまうので朝の時間を活かせないのは予定外でした、と笑う大西さん。
とはいえ、家事の手伝いをしようとしてくれる子供の姿は可愛らしく、幸せなひと時になっているようです。
仕事と育児をしっかりと両立させ、休日には家族の時間を満喫しています。

「土日は泊まりでキャンプに行っています。子供が楽しそうにしているので、夫もハマリ始め、だんだんグッズも揃ってきました。家族で関西のいろんなキャンプ場に行っています」

働くママにおすすめしたい、大西さんお気に入りのサービス、アイテム、ママプラ記事は

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「ママプラの記事では、具体的な“人”に特化したものと“提案”もの(おでかけ先、遊び方、小ネタ、知識系のもの)に興味があり、色々拝見しています。

>家族旅行におすすめ!赤ちゃん、子連れに優しい宮古島

おすすめのサービスはオイシックス。スマホで予約できるところ、曜日が変えられるところが便利ですね。

おすすめのアイテムは家電に偏ってしまうのですが(笑)食洗器、ブラーバ、肩こり解消のためのマッサージ器‘おうちリフレ’が私の三種の神器です」

まとめ

インタビューを進めるほどに感銘を受けたのが、既成概念に囚われない発想力とそれを支えるしなやかな強さ。描くビジョンの大枠は確立していて、彼女の軸がブレることはないのですが、そのディティールを固めて自分のアイディアに縛られることもありません。課題の可能性に焦点をあて、どんなときも柔軟に乗り越えるスタイルは、仕事と育児の両立に悩むママたちの参考になるはず。
今後のキャリアプランについては「関西で事業を拡大していくこと。在宅・リモートでできることがあれば業務提案をしていきたいです」と展望を語る大西さん。フレキシブルに動ける土壌に感謝しながら、道を切り拓いていきます。

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