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子どもが大人になるとき〜娘の成人式を迎えた母の気持ち

子どもはいつまでも小さいわけじゃない、子育てにはいつかゴールがある、とよく言われます。
でも子育てに追われている最中は「子どもが大人になるなんて10億光年くらい未来の話」と思っていますよね。
私もそうでした。
でもね、その日は案外、近かったんです。

こんにちは。子育て系ライターの曽田照子です。
いきなり自己紹介しますが、私は3人の娘の母親です。
下から高1、高3、大2(2018年2月現在)の娘たち。
長女は先日めでたく成人式を迎え、名実ともに大人になってしまいました。
また次女も春から希望の職種に就職が決まり、家を出ようかな、なんて言っています。
三女は部活命で基本的にほとんど家にいません。
卒母という言葉を最近知りましたが、私はすっかり子育てから卒業した気分で、もう必要なときにお金の算段だけすればいいやとだけ思っております。

つい最近「子どもが巣立つ時期ってどんな心境なの?」と若いママから質問されました。
そうですね15、6年前の自分だったら想像もできないだろうなと思います。
全部伝わるかわかりませんが書いておこうと思います。

子どもが成長したのと同じだけ大人も年齢を重ねている

まず声を大にして言いたいのは、子どもが大きくなればそのぶん親は年を取る、というシンプルな事実です。
子どもが小さいうちは気持ちが張り切っているので、親もいつまでも若いような気がしていますが、私の場合は子どもが中学生くらいの頃、ふと自分の年齢を感じました。
大きくなったなー、しっかりしてきたなーとホレボレと子どもを見上げる一方で、衰えたなーと自分を感じる場面が増えました。
まあしょうがないですね。
どんな人間も明日よりも今日の方が若いのですから特に悲観はしていません。

子どもも子どもなりの歴史を持っている

生まれて20年、というと結構長いですよね。
ハタチの長女の中にも「保育園時代」「小学校時代」「中学校時代」とさまざまな思い出の歴史が蓄積しているようです。
もちろん次女も三女も。

その歴史は私が感じているものとは違います。
長女の成人式の式場の入り口までついて行って、久しぶりに会った同級生と歓談する長女を見たときにふと思いました。
私は「子どもたちが大きくなった歴史」を見ていますが、子どもたちは「自分が育った歴史」です。
その中で私は「どんどん小さくなるお母さん」なんですね。

子どもが世界を広げてくれる

子どもが大きくなると……なんと子どもではなく、若者なんですよ!
ナウなヤングの間で何が流行っているのか、衰えがちな感覚を子どもに答え合わせをして補完してもらうことができます。
特に私はライターの仕事をしていますので助かっています。

さらに子どもには子どもなりの趣味趣向があります。
それぞれおすすめの本や趣味に関するいろいろをレコメンドしてもらって、守備範囲が広がりましたよ。

それでも親子はずーっと親子

確かに子どもが成長すれば「手」はかからなくなります。
親子関係の形は変わります。
でもわが家では「お母さん見て」「ねえお母さん聞いて」「お母さんどう思う」という言葉は毎日のように聞こえてきます。
たぶん、子どもはいくつになっても親の承認が欲しいものなんですよね。

私自身だって、今でも自分の母にほめられれば嬉しいし、グチを聞いてもらえれば安心するし、頼られれば何とかしようとするし、笑ってもらえたらよかったなと心から思います。
世話する/される、という関係があってもなくても、あるいは逆転しても、親子は親子なんですよね。そんな風に思います。

(文・曽田 照子)

提供元:camily(キャミリー)

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