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ワンオペ育児のつらさを夫に伝えるコツ

ワンオペ育児のつらさ、夫に伝えようとしても分かってもらえないという経験はありませんか?
一番分かってもらいたい相手なのに「こっちは仕事でつらいんだ」と言い返されたり「子どもと一緒の時間がいっぱいあってうらやましい」と言われてモヤモヤしたり……。
夫にワンオペ育児のつらさを分かってもらうにはどうしたらいいのでしょうか。

夫に分かってもらいたい!

朝は誰よりも早く起きてお弁当を作り、朝食を食べさせたあとはダッシュで保育園、仕事が終わったらまたダッシュでお迎えに走り、夕食の支度、お風呂、寝かしつけ、明日の準備と寝るまで(いや寝てからも!)休む暇のまったくないワンオペ育児。
たまの休日だって家事育児という別の仕事が溜まっています。

ワンオペ育児がつらいのは時間的体力的にギリギリになってしまうところにありますが、加えて、子どもに対する責任の重さや世間からの無言のプレッシャー、もっとちゃんとしなきゃと自分を責める気持ち、さらに愛する夫すら味方ではないという孤立無援な心境……。
そうなんです、本当につらいんです。

一番分かってもらいたいのは、やっぱりパートナーである夫ですよね。
これからの長い人生、できるだけいい夫婦時間を積み重ねていきたいですから。
夫に伝わる伝え方を考えましょう。

Step1 「言葉」で伝える

夫にワンオペ育児のつらさを伝えるときは「静に伝えよう」という趣旨の主張を見かけました。
私も以前やってみましたが、冷静に「ワンオペ育児がつらい」と切り出すと、冷静に「オレも仕事がつらい」「仕事セーブしてもいいんじゃないか」などと夫に返されてしまいました。
冷静な平行線に妻はムカつくばかりです。

さらに夫は「それだけ冷静に伝えられるんだからまだ大丈夫なんじゃない?」とさえ言ってきました。
私の冷静モードはそこで終了しましたが、そうなんです、冷静だけでは伝わりません。
かと言って感情的になってはもっと伝わりません(反省)。

いくら冷静でも伝えるときに「思ったことをそのまま」言葉にしてはダメなんですよね。
「たまには早く帰って夕食を作って子どもに食べさせてよ。それから風呂に入れて絵本の読み聞かせしながら寝かしつけて、それが終わったら明日の保育園の支度してよ」と思っていても、そのままストレートに伝えてはダメ。
「はあ?」と言われて終わりでしょうね。

夫に対する要求は相手がメリットを感じられるように、自尊心を刺激しながら、楽しさをちらつかせて穏やかに伝えるのが効果的。
「あなたが早く帰ってきてくれたら私も子どもも嬉しいわぁ。一緒にご飯を食べて、子どもたちと一緒にお風呂に入って、パジャマで子どもと触れ合いの時間できたら素敵よね。そのあと保育園のことについて相談に乗ってほしいんだけどいいかしら? ホント頼れる夫と結婚できて私幸せ」みたいな感じでしょうか(もちろん笑顔で)。
書いていて少し「オエッ……」としましたが、こんな営業トークスキルとメンタルがあれば、どんな困難な状況になってもストレスフリーで自分を押し通すことができそうです!

普通はそんなトークスキルもメンタルも持ち合わせていないから伝え方に悩んでしまうのですよね。
まずは、短いフレーズで考えてみましょう。
男性には「結論を察しろ」というスタイルは通じないと言います。
例えば……
「○○がつらい」と言われても夫は「だから?」「どうしろと?」と困ってしまうので、
「○○がつらいから△△してくれるとありがたいんだけどお願いできる?」に言い換えてみる、
といった感じ。
なるほど、夫が動いてくれるかも。
ありがとうとかお互いに感謝を伝えることは大切ですよね。 ただ、なんと言うか……対等な家庭運営のパートナーであるはずの夫に、当然の義務である家事育児をやってもらうのに、「どうしてこちらが下手に出なきゃいけないの?」という不満がくすぶってしまうのは私だけではないはずです。

Step2 メモやアプリを利用する

言葉で伝える場合は「下手に出る」「媚びる」等というニュアンスを醸し出す必要があります。
そこで、言語化ではなく「可視化して共有する」という方法はいかがでしょうか。

例えば、家事をひとつひとつ書き出して、どちらが担当しているのかを色分けするという方法もあります。
自分がしている家事をひとつひとつフセンに書き出すだけでも「こんなにやってるんだ」と自分をほめてあげたい気持ちになれると思います。
それを黙って夫の目につくところにおくと……「自分は家事をやっている」と思い込んでいるタイプの夫には効果があるはず。

夫婦間の家事分担を見える化するアプリもあります。
例えば「Yieto(イエト)」というアプリでは、お互いの分担状況がマップ形式で確認できるそうです。

メモやアプリで家事や育児を書き出しているときは顕著ですが普段家事をしながらでも、「あれ?これいらない仕事じゃないかな?」という家事を発見できることがあります。
ぞうきんがけは毎日じゃなくてもいいかもとか、洗濯後の子どもの服はたたまずそのまま吊るしておけばいいかもとか。
そういった「やらなくてもいいもの」は積極的にリストラしていくことをおすすめします。
作業数が減れば負担も減る、というのは真理だからです。

私たちは少しずつ夫婦になっていく

最後に先ほど少し書いた「不満」について。
私は不満は伝えた方がいいと思います。
「やってくれるからいいや……」という割り切りも大切ですが、割り切ることは諦めること。
夫の理解を諦めることとイコールです。
必要に応じての割り切りは大事ですが、割り切っちゃうことを前提としていては、「分かってほしい」という共感脳を持つ女性にとってはつらいことです。

ときにおだて、ときに諦め、ときに冷静に、ときに率直に、ときにけんか腰で……と手を変え品を変え、表情を変え言葉をつくして「分かってもらおう」と努力し続けること。
それは年単位のプロジェクトです。
でも、諦めずに続けてほしい。
そういう波風をいくつも乗り越え、歩み寄りを続けることで、少しずつ夫婦関係がこなれていくものなのだろうと思うのです。

(文・曽田 照子)

提供元:camily(キャミリー)

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