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フリーランス泣かせの「確定申告」

会社員として働いていると、子育てしている人にとって辛いのが、子供の予定に柔軟に対応できないことです。もう少し子供と一緒にいてあげたい、習い事も自由にさせてあげたい、そう思うとフリーランスへ転身することを考える人もいると思います。時間やお金の管理も自由になる分、フリーランスの人の大半が「なければいいのに」と苦戦するのが確定申告です。今まで給与明細を見ているだけで良かったものを、1年間の売り上げに対してすべて自分でやらなくてはならない確定申告。初心者が覚悟をしなくてはならない壁とはどんなことなのでしょうか。

スタート時からやり方不明でパニック


初心者にとって最初の壁は、そもそも何をどう進めていいのかわからないことです。白色申告なのか、青色申告なのか、まずそこを決めなければなりません。
そして青色申告の場合は、申告前の決められた期限までに「青色申告の申請」を済ませる必要があります。
税務署へ行くと(税務署のホームページからダウンロード可)税金の計算式がのっている「確定申告の手引き」がもらえるので、こちらをもらいましょう。
「よし!手引きがあるしこれで大丈夫!」と思うにはまだ早すぎます。
これを開いたからといって申告書が完成するわけではありません。それに気づいてしまったあまりに、一度は頭がパニックになる、悲しい現実ですがこれは初心者が通る道でもあります。

難しい表現と計算に迷宮入り

なぜ手引きでは進められないの?」と思うかもしれませんが、確定申告の申請欄は普段みかけない難しい言葉だらけです。「源泉徴収票」と言われれば馴染みがありますが「源泉徴収税」「復興税」と言われると、たちまち難しくなりませんか?
まず書かれているもののどれに自分が該当するのかを知るためにも、言葉の意味を調べるところから始まる、なんとも先の長い作業に入るわけです。
そして、該当する欄に記入していくにも計算が必要です。収入、所得、経費、控除といった項目で手元にある領収書の束とにらめっこしながら計算していく、もはや確定申告の迷宮に入りこんだも同然です。
また、「フリーランスは経費が戻る」と良く耳にしますが、期待を大きく持つとがっかりすることにもなるので気を付けましょう。経費にも種類があり、計上の仕方も異なります。
4年に分けて支払われるものもあれば、その年で支払われるものもあります。とにかく内訳が細かいということを覚えておきましょう。

仕事の合間にできるほど甘くない


ここまでで「意外と面倒だ」ということはおわかりいただけたと思います。フリーランスといえど、普段は仕事をしているわけです。本業をしながら確定申告を進めていかなくてはならないとなると、慣れるまでは普段の倍、またはそれ以上の時間がとられるので覚悟が必要です。
仕事の合間にちゃちゃっと済ませよう、などと考えて先延ばしにしていると、期限間近に大変なことになります。通常の業務をしたくても、確定申告に追われる人もいるほどですので、余裕をもって取り組みましょう。
今は鬼のような形相で電卓をたたきながら計算しなくても、便利なソフトもあります。初めは「<勉強する」といった感覚で知識をつけ、2年目からの確定申告に向けて1年目は努力が必要です。

(文・森 初世)

提供元:camily(キャミリー)

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