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【働くママ】子供のそばで働ける幸せを実現する「子連れ出勤」という働き方

様々な体験ができる体験型ギフトを販売している【ソウ・エクスペリエンス株式会社(Sow Experience)】では、子連れ出勤の制度が導入されており、複数のパパママが子供を連れて出勤しています。今回は、今年から幼稚園に通い始めたという4歳の息子さんを連れて出勤されている、辻莉瑛子さん(30歳)に子連れ出勤についてお話を伺いました。

もう一度社会に出て仕事がしたい

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美術系の大学を卒業した後は、フルタイムで販売の仕事をされていた辻さん。朝が早いパン屋さんでの勤務は朝7時出勤。多忙なスケジュールのため、一旦体を休めようと仕事を辞める決意をします。そしてその1週間後に妊娠が発覚。

 また働こうと思ったのはなぜですか?

「働くのが好きなんです。妊娠中は派遣の仕事、出産後は在宅でできる仕事をしていました。しばらくは在宅で仕事をしていたんですが、子供が幼稚園という社会に出て行くんだなと思うと、自分も社会に出てもう一度成長する機会を持ちたいなと思ったんです。」

しかし、もう一度仕事をしたいと思っても待機児童が多く、なかなか希望の保育園が決まらなかったそうです。

「かといって保育園ならどこでもいいとも思えない。仕事に復帰したいという思いはあるけれど、できる限り子供といる時間を作りたいという思いも強くなっていったんですよね。」

はじめから子連れ出勤ができる職場を探されていたんでしょうか?

「出産後に在宅で仕事をしている時に、出社の必要があるときは子連れで来ていいよと言ってくれていたので、こういう環境もあるんだ、と思って。それで子連れ出勤ができる職場を探し始めたんです。」

子連れ出勤ができる仕事を探し始めたところ、子連れ出勤制度を導入している【ソウ・エクスペリエンス】の求人を発見。2015年12月、幼稚園に入る前の息子さんを連れての勤務がスタートしました。

家事に在宅ワークに子連れ出勤、多忙な辻さんの1日のスケジュールは?

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現在は在宅でのリモートワークと子連れ出勤という2つの形態でお仕事されている辻さん。息子さんが午前中に幼稚園を降園する日は在宅ワーク+出勤でお仕事を。息子さんが午後に降園する日は在宅のみでデータ入力のお仕事を実施しています。
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柔軟な性格のご主人は、子連れ出勤にもすぐに賛成してくれたそうで、お風呂はお仕事から早く帰ってきたご主人がいれてくれています。またご主人は平日がお休みなので、その日はご主人に息子さんをみてもらい週に1日は辻さん1人で出勤ができています。ご家族の協力と理解があってこそ、仕事が続けられていると言います。

辻さんご本人も、時間があるときに作り置きのおかずを1週間分まとめて作っておくなど時間の使い方も工夫されています。

子連れ出勤で、子供も自分も一緒に成長していく

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子連れ出勤をしてよかったことはありますか?  

「社会に出て仕事をすることで、働くことの喜びや達成感を感じられるというのはとてもよかったです。チームで協力して大変なことを乗り越えたりした時の喜びは大きいです。」

「また、働くことで一人の女性としてママではない「自分」になれるというのも嬉しいです。普段は会えないような人と出会えたり、外での仕事を再開してよかったと感じていることは多い」

「今はいいペースで仕事ができていると思います。息子がもう少し大きくなったらフルタイムで復帰する時のための足がかりにもなると思っています。」

 子連れ出勤で困っていることはありますか?

「子供がぐずったりすると、ペースが乱れるのはしょうがないと思っています。以前、私が仕事の手が離せない時に子供が泣き出し、周りのスタッフが数人がかりであやしてくれことがあったのですが、その時はみんなに迷惑をかけて私は何をしてるんだろう・・・と申し訳ない思いでいっぱいになりました。」

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ソウ・エクスペリエンスでは、子連れ出勤をしているスタッフは子育てに時間を費やすことを見越して、「みなしお世話時間」としてオフィスに滞在した時間から10%または20%が差し引かれるようになっています。このシステムのおかげで子供がぐずったときなどに、子供の世話をするときの心理的な負担を軽減しているということです。

「子供にとってこの環境はいいのかどうかはいつも考えてしまいますね。仕事をしたいという自分の都合で子供を職場に連れてきているので。それ以外の時間は外で思いっきり遊ばせたり、気分転換をさせてあげるように心がけています。」

息子さんは会社に来ることをどんな風に感じているようですか?

「すぐに慣れてくれていましたね。今は普通に受け入れてくれていて、『今日会社の日?』と聞いてきたりします。」

会社では持参したおもちゃで遊んだり、DVDを見たりして過ごしているそう。取材でオフィスを訪問したときはパソコンで仕事をしているスタッフの膝に座ったり、一緒に遊んでもらったりしてご機嫌な様子でした。

「子連れ出勤を始める前は母子分離が全くできなかったんですが、ここに来るようになって離れても大丈夫になりました。色々な大人に相手をしてもらったり、時には真剣に叱ってもらえたり。社会性を身につけるにはいい環境だと思います。」

子連れ出勤が子供の社会性の形成にプラスに働いていることもあるようです。

まわりのスタッフに対して配慮していることはありますか?

「感謝の気持ちをいつも伝えるようにしています。ギフトを扱う会社だからなのか、みんな進んで助けてくれるんですよ。私も常にフルパワーというわけにはいかないので、助け合いを意識しています。助けてもらうことが多い分、自分に何かできることがあるときは恩返しのつもりでできるだけ率先してやるように心がけています。」

まとめ

「仕事をしたい」「なるべく子供と一緒にすごしたい」どちらも一人の女性として素直な思いです。子連れ出勤は、そのどちらの願いをも叶う働き方のひとつと言えるのではないでしょうか。積極的に自分の望む環境を探した辻さんは自分にあったペースで仕事をするということを実現しています。子供の遊んでいる声が聞こえる距離で仕事ができる、そんな環境がもっと増えていくと働くパパママも嬉しいですよね。

また、社会的に問題視されている待機児童問題の解決策として、女性のキャリア支援、企業の人材確保の面からも「子連れ出勤」は注目されています。近日、辻さんが勤めるソウ・エクスペリエンス株式会社の「子連れ出勤」に対する取り組みを公開します。

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