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フリーランスだと特に高い「2人目の壁」を越えていきたいと思えた理由

子供が少し大きくなってくると、“2人目の壁”を強く感じるシーンが増えること、ありますよね。働くママの場合、2人目の保活のことを考えて弱気になってしまうことも少なくないのではないでしょうか。
ただでさえ不安が大きい“2人目の保活”。フリーランスのママの場合、実はさらに厳しい状況が待ち受けていることもあるのです。そこで今回は、フリーランスのママとして私がいま実際に直面している2人目の壁と、それを越えていきたいと思った理由について書いてみようと思います。
(自治体ごとで必要な手続きには違いがありますので、必ずご自身の自治体の状況もご確認くださいね!)

“上の子が退園させられてしまうリスクが高い”問題

基本的に育児休業は、子育てをする全ての人の権利として定められています。ただし、それは「被雇用者」の場合。この権利、実はフリーランスは対象外なのです。そのためフリーランスのママが上の子を保育園に預け続けるには、産休明けのタイミングから復職しなければいけません。

私の自治体の場合、少なくとも月に68時間以上、就業している必要があります。1日4時間なら17日です。我が家は「里帰り」や「実家のサポート」が得られない状況なので、産後の赤ちゃんの様子や体の回復具合が未知であることを考えると、不安になる時間数です。

しかしこの時間を下回ってしまうと、たとえ仕事をしていても無職扱いになってしまい、保育園に通っている上の子が退園させられてしまうのです。
子供にとって、保育園はとても大きく、大切な存在。下の子のために、上の子に負担を与えてしまう状況は避けたいですよね。

産休明けから預かってくれる支援サービスがない!問題

私は上の子を退園させないため、「産休明けから働く方向でいこう」と、ひとまず決意しました。しかし調べてみると、私の自治体には、なんと産休明けから預かってくれる認可保育園自体、存在していなかったのです。

産休明けで復帰しなければいけないのに、復帰できるための体制がありませんでした。
問い合わせてみたところ、自治体からは「下の子が待機児童になっても、仕事さえしていれば、上の子を退園させなくてもいい」という回答をもらいました。
「一時保育を利用すればなんとかなるかも…」とも思いましたが、うちの自治体では、対象は“生後半年以降”でした。
また月の利用上限が50時間なので、必要労働時間の68時間働くには時間が足りません。子供が1人だったらそれでもなんとかなるのでしょうが、2人の育児をしながら仕事をするのかと思うと、非常に心もとないです。

なお認可園の短時間保育に至っては、“当該年度の4月に1歳以上になっている子”が対象でした。フリーランスで2人の子供を産み育てるのは、どうやら被雇用者より難易度が高く設定されているようです。

フリーランスだと、育休家庭より入園困難な可能性も。

以前、1人目の保活の時に直面した、“フリーランスママならではの保活の困難さ”について記事を書きました。そこで直面したポイントも、当然ですが存在したままです。優先順位が低く設定されているので、2人目加算があるとはいえ、そのような状態で0歳児の保活に挑んでも落とされてしまう可能性は低くありません。

育児休業中でママ(パパ)が仕事を休める家庭よりも、仕事をしているフリーランス家庭の方が、上の子が保育園を退園させられてしまうリスクが高いという状態なのです。

もちろん、だからと言って「育児休業中の家の子供を退園させるべき」という話ではありません。育児休業ということはいずれ復職するのですから、必要としている全ての子供が、確実に保育園を利用できる状態でなければ意味がありません。

「親の働き方次第で、子供が育つための環境保障に差が出てしまっては困るな」と、改めて感じました。

それでも“2人目”を前向きに考えられるようになった理由

ひとことで言ってしまえば、“負けず嫌い”です。
これはもはや私個人の努力だけでどうにかしきれる問題ではありませんでした。社会が変わらない限り、根本的な解決はありません。でも「そのせいで2人目を諦めることはやっぱり悔しい」という気持ちがありました。

「サポートの不備のせいで、どうして私たち家族の人生計画が邪魔されなきゃいけないのか…自分達でどうにかしていくしかない!」という、戦闘モードのような気持ちです。

見通しが立たず保障もないのが“フリーランスママの2人目出産”ですが、今からできることもあります。
“さらなる貯金”です。確実に有効に利用することができるお金は、とても重要です。だから今はただ、しっかりと目の前の仕事に取り組んで、できる範囲で備えておこうと思っています。

まとめ

私はあと数年で35歳になります。いわゆる“高齢出産”に近づいていますし、そもそも2人目の子を授かれるかどうかさえわからない状況です。2人目の壁は厚く、高いです。でも私には協力し合える夫がいます。仕事があり、余裕があるとは言えなくても、多少の貯蓄だってできています。運の良いことに、どうにかできる可能性があります。

2人目を授からなかったとしても、「夫と上の子と3人だけでも楽しい家庭にしていくぞ!」という強い気持ちがあります。でも、もしいつかこの2人目の壁を乗り越えられることができたら、その時は嬉しい報告ができるといいなと思います。

tiharu

フリーライター&書店員です。プレママ&ママたちとのピア活動も。無痛分娩でした。出産前の仕事は、性や恋愛に関するユースワーカー。趣味は紙モノ文具集め・(BL)読書・旅行・筋トレ。ハニーと二人三脚子育て満喫中です。 https://note.mu/tiharu

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